ANT GROUP CO., LTD.

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事業内容

沿革・会社概要

Ant Group Co., Ltd.(以下、Ant Group)は中国最大のモバイル決済とライフスタイルプラットフォーム「Alipay(アリペイ)」の親会社であり、フィンテック業界のグローバルリーディングカンパニーだ。世界最大のモバイルとオンライン決済プラットフォーム「Alipay(アリペイ)」と 、世界最大のマネー・マーケット・ファンドの「余額宝(ユエバオ)」を運営している。

テクノロジーを駆使した包括的な金融サービスを通じて、世界のサービス産業のデジタル変革を推進している。Ant Groupのビジョンは、未来のサービス業のデジタル基盤を構築することで、社会に少しでもより良い変化を起こすことです。アントグループは、規模の大きさではなく、健全で持続可能な成長を追求し、3世紀以上続く良い企業を目指している。

社会により良い変化を起こすため、世界各地域のパートナー企業と連携しながら、消費者と企業に有益で、かつ環境に優しく、持続可能なサービスを提供していく。このような世の中の実現に向けて、一人ひとりの手に届きやすい、環境に優しい金融サービスが提供すると同時に、それぞれの中小企業が平等な成長機会を得られるようにすることで、オープンな協力関係が構築され、デジタルライフが普及している社会の実現することを目指している。

事業内容・サービス内容

Ant Groupの主なサービスである「アリペイ(支付宝・Alipay)」決済サービスは、世界最大のIT企業アリババグループが提供する、商品購入から、飲食、宿泊費等、あらゆる店舗で使えるスマートフォン決済サービスだ。中国でアリペイの利用率は4.5億人以上となっている。中国のモバイル決済の約80%以上を占め、年間決済総額が76兆円超の爆発的な広がりを見せている決済サービスとなっている。

アリペイは、もともとアリババ社が運営する中国最大のECモール「タオバオ(淘宝)」から生まれたスマートフォン決済だ。なお、「タオパオ」は、中国国内におけるEC市場の取引総額約80%以上のシェアを占めている人気サイトであり、中国IT最大手の阿里巴巴集団(アリババグループ)が2003年に設立したCtoC型を軸とした会員数5億人以上のショッピングモールだ。

「アリペイ」を使える加盟店数は、中国国内では4000万店舗以上にのぼり、日本でも4万店舗以上で使用することができる。中国では、スマートフォンを用いた支払いが急速に普及しており、Alipayによるスマホ決済は中国人にとって日常的な支払手段の一つである。

今日、アリペイは決済ツールからワンストップのデジタル生活プラットフォームへと発展している。アリペイはその戦略により、デジタル金融、行政、地方生活などのサービスプロバイダーを導入し、消費者にワンストップのデジタル生活サービスを提供することに成功した。ユーザーは、公共料金の支払い、社会保険や住宅資金、電子婚姻証明書などをカバーする1,000以上の都市サービスや生活サービスをアリペイで利用することができる。フレンドリーでスマートな都市サービスは、ユーザーをいつでもどこでも敷居の低いデジタルライフに結びつけることができる。

アリペイは、国際的な金融機関と提携し、AliExpress、Lazada、Daraz、海外Tmallなどの主流の国際的な電子商取引プラットフォームで世界中の消費者にサービスを提供する加盟店のオンライン取引をサポートし、グローバルな決済と取引を可能にするサービスだ。アリペイは、グローバルな消費者と現地の加盟店を結びつける。アリペイの青いQRコードは、海外の中国人観光客が自宅と同じように便利に支払いができるだけでなく、中国にいる外国人にモバイル決済を直接体験できるなど、利便性が極めて高い。


参照 ANT GROUP公式サイト

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