米パランティア・テクノロジーズは、政府機関や大企業向けにデータ分析基盤を提供するソフトウェア企業。近年はAIプラットフォーム「AIP」を軸に商業部門が急成長しています。エンジニアを顧客の現場に常駐させる「FDE(前線配備エンジニア)」と呼ばれる独自の実装モデルでも知られます。 同社が8月3日に発表した2026年4〜6月期決算は、売上高が前年比93%増の19.35億ドルと過去最高の成長率を記録。通期の売上高予想は中央値81.5億ドル(前年比82%増)へと上方修正しています。決算説明で経営陣は「企業とAIの関係が根本から変わりつつある」と語りました。 「トークンメーターが回るだけ」従量課金モデルへの批判
生成AIが生まれて以降、AIモデル単体でどこまで業務を担えるのか、という問いがソフトウェア業界の中心的な論点になりました。OpenAIやAnthropicが業務向けサービスを次々と投入し、既存SaaSの位置づけが揺らぐという懸念も広がっています。 この議論に対し、米国パランティアが示している立場は明快です。AIモデル単体は企業の内部で何にも作用できず、業務に影響を及ぼすには別の構造物が必要だ、というのが同社の一貫した主張。新たな決算電話会議では、その主張に基づく見方が、これまで以上に踏み込んだ形で語られました。 主張の正当性は、決算の数字でも裏付けられています。米国売上の前年比成長率は上場以来初めて100%を超え、利益率とキャッシュ創出力もそれを支える水準で動きました。経営陣自身が需要に供給が追い付かない状況だと述べるほどに至っています。
パランティアが発表した2025年10〜12月期決算は、前年比70%増という上場来最高の売上成長率を記録しました。アレックス・カープCEOは「企業業績や技術の歴史において真に象徴的なパフォーマンス」と主張。特に米国事業が同93%増と急拡大した点をアピールしました。 この成長の背後にあるのは、同社のAIP(AI Platform)が顧客の「AI移行」を加速している現実です。ライアン・テイラーCROは「顧客はAIを慎重に試しているのではなく、大規模に導入を決断している」と指摘。同社の高成長の背景には、検討から導入までのプロセスの徹底した迅速化があります。 シャム・サンカーCTOは、米海軍との最大約4.5億ドルの契約に触れ、「ShipOS」が造船サプライチェーン近代化の鍵になると説明。地政学的要因が複雑さを増している現在、米国政府にとっても供給網の改善が急務となっています。
米国のテクノロジー企業であるパランティア(Palantir Technologies)が、2025年4〜6月期決算を発表。売上高は前年比48%拡大して10億ドルを突破しました。 同社が殊更にアピールするのが、いわゆる「40%ルール(Rule of 40)」において「94%」という高いスコアを記録していること。売上率と利益率を足し算することで成長と収益性のバランスを図る指標で、パランティアは大企業として稀に見る水準に達しています。 成長を牽引しているのは、同社が「アメリカの革命(American revolution)」と位置づける米国事業です。売上高は前年比68%増の7.3億ドルに拡大。特に商用部門は93%増という急成長となりました。背景には、自社のAIプラットフォーム「AIP」への旺盛な需要があると言います。
パランティア・テクノロジーズが2月3日、2024年10〜12月期決算を発表。売上高は8.3億ドル(前年比36%増)、営業利益は1,104万ドル(同83%減)だった。 増収減益という結果だが、株式市場における評価は高騰。決算発表後の時間外株価は22%を超える上昇となり、時価総額は2,300億ドルを突破。信じられないような高い評価をさらに更新した。 アレックス・カープCEOは「まだ早期段階に過ぎない」と今後の期待を煽った。無論、AI時代の到来に関する発言だ。現在は第一幕の始まりに過ぎず、これから何年、何十年と「革命」が続いていくという。
ソフトウェア企業のパランティアが8月5日、2024年4〜6月期決算を発表。売上高は前年比27%増の6.8億ドル。営業利益は同じく十倍に増え、1億ドルを突破した。 株価はこの一カ月で一割強の下落だったが、決算発表後の時間外株価は執筆時点で12%の上昇。下落分を取り戻すことになりそうだ。 「過去の台本はもうワークしない」そう豪語するのは、パランティアのCEO、アレックス・カープ氏だ。「これまで(過去の台本を)信じ込んでいた人ですら、このことを知っている」と皮肉った。
ソフトウェア企業のパランティア(Palantir)が5月6日、2024年1〜3月期決算を発表。売上高は前年比21%増の6.3億ドルに加速。営業利益は8,088万ドル(前年比20倍)だった。 アレックス・カープCEOは株主向け書簡の冒頭で、これまでの苦労を振り返った。大企業、ましてや政府機関向けの技術インフラを作ることは、事業を破綻させる最も確かな方法だなどと投資家に言われてきたという。 同社が創業したのは2003年のことだ。それから20年以上が経ち、世の中は変わった。カープCEOに言わせれば、パランティアの事業は「最も熱心な擁護者さえ、可能とは言い難かったようなペース」で伸びている。
パランティアが2月5日、2023年10〜12月期決算を発表。売上高は6億ドル(前年比20%増)、営業利益は6,580万ドル(前年同期は1,783万ドルの赤字)へと拡大した。 通期での売上高は22.3億ドル(前年比17%増)。そのうち10億ドル(同20%増)が商業向けとなり、成長を牽引した。政府向けは12億ドル(同14%増)だった。 アレックス・カープCEOは、前四半期からの売上成長率が9%に加速したことを強調。「成長性はかつてないほど高まっている」などと発言し、株式市場からの期待を呼んだ。時間外株価は目下17%もの急騰となっている。
ソフトウェア企業のPalantirが8月7日、2023年4〜6月期決算を発表。 売上高は前年比13%増の5.3億ドルと続伸、会社予想の上限近くで着地した。調整後営業利益は1.35億ドルとなり、会社予想の上限(1.22億ドル)を上回った。 株式市場におけるPalantir人気は、いまだ冷めやらない。株価は5月から本格的な上昇をはじめ、執筆時点で年初来181%を超える高騰。時価総額は380億ドルを超えた。
米国のソフトウェア企業、Palantirが5月8日、2023年1〜3月期決算を発表。売上高は5.25億ドル(前年比18%増)と続伸し、初となる営業黒字化を果たした。決算発表の翌日、株価は23%もの急騰となった。 それに加えて、純損益ベースでは2四半期連続の黒字だ。共同創業者CEOのアレックス・カープは「今後も一年を通じて四半期黒字を続ける」とアピール。黒字化が永続的なものであることを示唆した。 さらに強調したのは、同社の「Artificial Intelligence Platform(AIP)」が過去に類を見ない需要を掴んでいること。市場がAIの発展が産業全体にもたらしうる変化に注目し始めており、同社への評価が一段と高まった。