米国の半導体大手、ブロードコムが、2026年2〜4月期の決算を発表。総売上高は前年比48%増の222億ドルで、過去最高を更新しました。 急拡大しているのは、AI関連の事業です。2026年2〜4月期の総売上高は222億ドルとなり、前年比48%増の過去最高を記録。けん引役はAI半導体で、売上高は108億ドル、前年比143%増となりました。 ブロードコムの特徴は、特定の顧客向けに専用のAI半導体を設計する点にあります。同社は、この独自半導体を「XPU」と呼びます。汎用品を幅広く売るのではなく、巨大IT企業の要望に合わせて個別に作り込むモデル。ホック・タンCEOは「XPUでは大きな知的財産と実行力の優位がある」と述べました。
いわゆる”マグニフィセントセブン”(GAMAMとTesla、NVIDIA)以外にも、株式市場での評価を高め続ける巨大企業は少なくない。時価総額上位企業の過去5年における株価上昇率がこちらの図だ。 弊社作成 最も大きく株価を伸ばしたNVIDIAとTesla、Appleに続いたのが、11番目の「AVGO」。半導体企業として知られるブロードコムである。このブロードコム、今年11月21日には仮想化技術で知られる「VMware」買収を完了。買収額は約610億と発表されている。 しかし、VMwareについて多少知っている人であれば、半導体とは直接的な関わりがないという印象を抱くのではなかろうか。ブロードコムは、VMware以外にも積極的な企業買収を手がけてきた”シリアル・アクワイアラー”だ。