小売り大手のイオンが6日発表した2023年2月期1Q(3〜5月)の連結決算は、営業利益が前年同期比12%増の438億円、純利益が約4倍の193億円だった。1Qとして、それぞれ過去最高を更新した。
なぜ?
DMM.com(東京都港区)は6日、Web3事業への参入を発表した。関連事業を展開する新会社を8月頃に設立する。独自トークン(暗号資産)を軸とする経済圏を構築し、ゲームで遊びながらお金を稼ぐことができる 「GameFi」のプラットフォームやNFTプロジェクトなどを推進していく。
具体的には?
日本を代表する菓子メーカーの一つ、森永製菓。かつて一世を風靡した「ミルクキャラメル」にはじまり、「チョコボール」「小枝」「おっとっと」など数多くの有名商品を手掛ける。
創業以来、120年以上にわたって日本で「お菓子」を扱ってきた森永製菓だが、現在の成長戦略はお菓子「以外」にある。「チョコモナカジャンボ」を代表とする冷菓事業や、「inゼリー」を擁する健康事業、「ハイチュウ」が実は人気の米国事業がそれだ。
食品スーパーの「マルエツ」や「カスミ」を展開するユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)が5日発表した2023年2月期1Q(3〜5月)の連結決算は、純利益が85%減の2億3700万円だった。客足が伸びず、商品の仕入れ価格や電気代の上昇が収益を圧迫している。
なぜ減益?
メタバース関連技術のambr(アンバー、東京都中野区)は5日、事業成長期のシリーズAラウンドで約10億2000万円を調達したと発表した。ANRIや電通グループ、SBIインベストメントなど5社を引受先とする第三者割当増資を実施した。調達した資金は人材採用や新サービスの開発に活用する。
どんな会社?
ドラッグストア大手のウエルシアホールディングス(HD)が5日発表した2023年2月期1Q(3〜5月)の連結決算は、純利益が19%増の63億2100万円だった。1Qでは2年ぶりの増益となる。
なぜ?
水と日光があれば培養可能な「藻類」の利用が広がっている。パームや大豆などよりも効率よく油やタンパク質を生成できるため、食料品や燃料の代替品として活用されている。CO2を吸収しながら増殖する性質から、脱炭素の観点でも注目を集める。
タンパク質1kgを作るのに必要な水の量は、牛肉で100ℓ以上必要なのに対して、藻類は2ℓで済む。培養に必要な水の量が少ないことで砂漠地帯などでも生産が可能となる。