Meta Platformsが7月29日に発表した2026年4〜6月期決算は、売上高608億ドル(前年比28%増)と力強い成長を示しました。一方で、フリーキャッシュフローはわずか7.84億ドルまで縮小。潤沢なキャッシュを生み出し続けてきた同社の財務構造は、AIインフラ投資によって大きく姿を変えつつあります。 決算説明会では、マーク・ザッカーバーグCEOとスーザン・リーCFOが、その投資の行き先と回収の道筋を具体的に語りました。 キャッシュ製造機から装置産業へ
メタの2026年第1四半期決算でマーク・ザッカーバーグCEOは、この3カ月を「節目の四半期」と位置付けました。同社のアプリ群の3月平均日次利用者(DAP)35.6億人という事業基盤の上で、AI戦略が新たな段階に入りつつあることを示しています。 新たな研究組織であるMSL(メタ・スーパーインテリジェンス・ラボ)から初の成果物が登場。新バージョンのメタAIが世界中に展開した上で、他社のAI企業と立場を異にする観測を明示的に打ち出しました。 積極路線を支える設備投資の大きさも、資本市場の注目が集まる論点です。インフラと半導体への支出計画は前回見通しから一段引き上げました。ただし、費用面の規律を緩める姿勢は見せず、ハードウェア構成や社内運営の両面で、効率を高めるための打ち手を重視しています。
Metaが発表した2025年決算は、通期売上高が前年比22%増となり、初めて2,000億ドルを突破しました。マーク・ザッカーバーグCEOは「2025年は強力な業績を上げた」と総括。ホリデーシーズンの広告需要やAIによる成果向上を背景として、広告事業を中心に底堅い成長を維持しました 。 ザッカーバーグ氏は、2026年を「AIの波がさらに加速する年」と位置づけています。次なるビジョンは個人の文脈や関心、人間関係を深く理解する「個人向け超知能」の構築。従来のアルゴリズムによる推薦を超え、AIが人々の目標を把握し、生活を向上させるための新体験を提供することを目指します。 ビジョン実現に向けて、同社はインフラへの大規模な投資を継続する方針です。ザッカーバーグ氏は、最も効率的であることが優位性になるとの考えから「Meta Compute」という枠組みを提唱。独自の半導体開発やエネルギー確保といった取り組みを強化し、数十億人にサービスを届けるための基盤構築を急いでいます。
メタ・プラットフォームズが現地時間10月29日、2025年7〜9月期決算を発表しました。売上高は512億ドルで前年比26%増 、営業利益は205億ドルで同18%増。159.3億ドルの一時的な税金費用が計上され、純利益は27億ドル(前年比83%減)となっています。 今回もアピールしたのは、AIを活用した事業改善です。レコメンド機能によってユーザーのエンゲージメントは一層高まり、広告成果をさらに向上させています。中長期的には、どこよりも高度な「超知能」を実現することが会社として最大テーマの一つです。 AI需要に対応するためのインフラ投資も拡大する見通しです。メタは2026年に向け、総費用(Opex)が2025年よりも「著しく速いペース」で増加する見込み。設備投資(Capex)のドル建て成長額も2025年より「著しく大きく」なるとの見通しも示しました。
メタ・プラットフォームズが2025年7月30日、2025年4〜6月決算を発表しました。売上高は前年比22%増の475億ドル。営業利益は204億ドル、営業利益率は43%でした。力強い成長の背景では、広告事業が引き続き堅調に推移しています。 経営陣は、AI活用による効率改善もアピールしました。広告向けの新しいAI推薦モデルを導入したことにより広告コンバージョンが増加。コンテンツ推薦システムの進化がユーザーの滞在時間にも影響を与えました。 マーク・ザッカーバーグCEOは会社の次なる長期ビジョンについても語りました。提示したのは「パーソナル超知能」という構想。「人間の知能をあらゆる点で超えるAI」と定義され、全ての人々が利用できるようにすることを目指すと言います。
メタ・プラットフォームズは2025年1〜3月期(Q1)を、AIインフラへの攻めの投資で幕開けしました。ザッカーバーグCEOは「今年はAIで業界の分水嶺になる」と語り、四半期売上高は423 億ドルで前年比16%増となりました。 増収の主因は生成AIを組み込んだ広告プロダクトの改善であり、同社は「AIを軸に次の10年を設計する」と宣言。1日あたり34億人が利用するファミリーオブアプリ(FoA)は、広告単価10%上昇とインプレッション5%増に支えられ、広告収入414 億ドルを計上しました。 ザッカーバーグ氏は広告効率、エンゲージメント改善、ビジネスメッセージング、Meta AI、AIデバイスという五つの成長ドライバーを列挙。その土台には生成AI、およびインフラへの巨額投資があります。今回の記事では、そんなメタの最新決算について紹介します。
メタ・プラットフォームズが1月29日、2024年本決算を発表。年間売上高は1,645億ドル(前年比22%増)、営業利益694億ドル(同48%増)で着地した。 同社にとっては二年連続で大きな躍進の一年となった。株式市場での評価もうなぎのぼりで、時価総額は1.7兆ドルに到達。それでいて株価収益率は30倍を少し上回る程度とまずまずの水準だ。 今では33億人もの人たちが、メタ社のプロダクトのうち少なくとも一つ以上を毎日利用している。ザッカーバーグCEOは「2025年は大きな年になる」と、今後についても期待をのぞかせた。取り組んできた長期的な打ち手が、年内には明瞭さを増すという。
Facebook、Instagramなどを傘下にもつメタ・プラットフォームズが10月30日、2024年7〜9月決算を発表。売上高は前年比19%増の406億ドル、営業利益は同じく26%増の174億ドルだった。 マーク・ザッカーバーグCEOは「製品、事業が力強いモメンタムで良い四半期だった」と強調。「AIと未来のコンピューティングに関するビジョンの一部がより鮮明になった」と付け加えた。 今では32億人を超えるユーザーが、毎日メタ・プラットフォームズのアプリを少なくとも一回は開くまでになった。同社が開発する『Meta AI』およびオープンソースの言語モデル『Llama』は、急速な広がりを見せていると言う。
メタプラットフォームズが7月31日、2024年4〜6月期決算を発表。売上高は前年比22%増の391億ドル、営業利益は同じく58%増の148億ドルだった。 7〜9月期の売上予想は385〜410億ドル(前年比12.7〜20%増)と、堅調な見通しも示した。決算発表後の時間外株価は、執筆時点で7.4%の高騰となっている。 マーク・ザッカーバーグCEOは「Meta AIは年末までに、世界で最も使われるAIアシスタントになる」と豪語。各サービス群の日次利用者数が32.7億人(前年比7%増)と、既存事業の力強い進捗もアピールした。
メタ・プラットフォームズが4月24日、2024年1〜3月期決算を発表。売上高は365億ドル(前年比27%増)、営業利益は138億ドル(同91%増)だった。 増益基調が続く中、メタ社の株価はこの一年間で138%もの上昇。ところが決算後の時間外株価は、執筆時点で15%以上の急落となっている。理由の一つは、4〜6月の売上予想が365〜390億ドル(前年比14〜22%増)と減速が見込まれるためだ。 もう一つ今後を大きく左右しそうなのが、同社の「投資サイクル」。過去数年は短尺動画「Reels」に投資し、直近になって収益化が進展。ようやく回収フェーズかと思ったら、今度は「AI」への大胆投資を進めていくという。