JPモルガンが2026年4〜6月期決算を発表しました。収益は前年比15%増と大きく伸び、市場の活況を追い風に記録的な利益を上げています。ただ、好調な数字が並ぶほど、その持続性への問いは重くなります。今回の決算説明会は、まさにその問いに経営陣が正面から向き合う場となりました。 ジェイミー・ダイモンCEOは「これ以上は望めないほど良い状態に近づいている」と認めています。それでも語られたのは強気の見通しではなく、熱狂する市場との距離の取り方でした。金融危機を生き延び、20年にわたり同社を率いてきた経営者ならではの視点がにじみます。 けん引役となったウォール街ビジネスの裏で、質疑は経営の根幹にも及びました。AIがもたらす効率化の果実は誰の手に渡るのか。そして就任20年を超えたCEOは、次へのバトンをどう渡すのか。数字の好調さとは別の次元で、同社の今後を左右する論点が並んでいます。
2026年4月14日、JPモルガン・チェースの第1四半期決算説明会で、最初にアナリストが質問したのは市場予想を上回った業績でも、好調なトレーディング業務でもありませんでした。取り上げられたのは、同行がまだローンチすらしていない一つの新機能についてでした。 その名は「AIキャッシュツール」。顧客の普通預金に滞留する現金を、AIが自動的により利回りの高い商品へ動かす手助けをする仕組みです。ここで奇妙なのは、この機能が成功すればするほど、JPモルガン自身の預金マージンが削られるという点にあります。 質問に答えたCEOのジェイミー・ダイモン氏は、回答の途中でアマゾン創業者ジェフ・ベゾス氏の有名な言葉を引用しました。「あなたのマージンは私のチャンスだ」。しかも同氏はこの攻撃的な哲学を、競合ではなく自社自身に向けて語ったのです。
2023年7月も下旬へと差し掛かろうとしている。日本では猛暑が続くが、米国では4〜6月期決算シーズンが始まった。 毎度の決算シーズン、主な企業決算の幕を開けるのは金融機関だ。先週金曜日にはJPモルガンチェース、ウェルズファーゴ、シティグループといった巨大銀行の決算が発表。 JPモルガンチェースとウェルズファーゴは前年比で大幅な利益増を計上。結果だけを見れば、とても数カ月前に「銀行危機」とも言われる状況があったとは思えない。しかし中身を見ると市況の変化による影響が確かに表れている。 特に大変なのが中小の銀行だ。同じく金曜日に発表された決算で、ステートストリート銀行の非金利性預金は三か月で20%以上も減少した。同行は米国で12番目に大きな銀行である。
JPモルガン・チェース(J.P. Morgan Chase & Co.)は米国の金融持株会社であり、2000年末にJPモルガンがチェース・マンハッタンに合併する形で生まれた。 主な子会社として商業銀行であるJPモルガン・チェース銀行、チェース・マンハッタン銀行と、投資銀行であるJPモルガン証券がある。
ドナルド・トランプが大統領選で勝利して銀行金融株も上昇したようです。ドット・フランク法がトランプ氏によって緩和されるのではないかとニュースで報じられました。