イーブックイニシアティブジャパン 事業内容・ビジネスモデル

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時価総額 201億100万 円
銘柄コード 3658(市場第一部(内国株))

株式会社イーブックイニシアティブジャパンは東京都千代田区に本社をおく企業。2000年コンテンツの電子化と配信、電子コンテンツの企画開発と制作、書籍・雑誌の編集・出版を目的に設立。同年電子書籍の配信を開始。2001年手塚プロダクション、2004年講談社、2006年小学館と契約し電子書籍配信を開始。2011年東証マザーズ、2013年東証一部上場。現在は電子書籍配信サイト「eBookJapan」、オンライン書店「BOOKFAN」「Boox」の運営を行う。

沿革・会社概要

株式会社イーブックイニシアティブジャパン(eBook Initiative Japan CO., LTD.)は東京都千代田区に本社をおく企業。コンテンツの電子化と配信、電子コンテンツの企画開発と制作、書籍・雑誌の編集・出版を目的に、2000年5月に設立された。同年12月より電子書籍の配信を開始。

2001年手塚プロダクション、2004年講談社、2006年小学館と契約し電子書籍配信を開始。2011年東証マザーズ、2013年東証一部上場。

現在は電子書籍配信サイト『eBookJapan』、オンライン書店『BOOKFAN』『Boox』の運営を行う。

創業者

創業者の鈴木雄介は小学館出身者。出版社勤務時代に、返本の山が断裁・焼却されることに地球環境への影響を危惧し、「SAVE TREES!」を事業コンセプトに、2000年5月に電子書籍による解決を目指して設立した。

事業内容

イーブックイニシアティブジャパンでは、「電子書籍事業」と「クロスメディア事業」の2つの事業を展開している。電子書籍事業では、電子書籍サービス『ebookjapan』を運営している。クロスメディア事業では、紙の書籍をインターネット経由で販売するオンライン書籍を運営している。

電子書籍事業

エンドユーザーに向けて電子書籍を販売。ヤフーと協力して運営する「ebookjapan」を通して国内外の一般エンドユーザーにサービスを提供している。

エンドユーザーは自身のパソコン、スマホ、タブレット端末等で電子書籍を購入でき、冊数に応じて代金が発生。 イーブックイニシアティブジャパンはその代金を徴収しつつ、出版社や書籍の著作権保有者に許諾料を支払うビジネスモデル。

電子書籍販売サービスの特徴は、一度獲得したユーザーは定着する傾向が高く、獲得したユーザーが積みあがっていくスケーラブルな事業モデルであること。

クロスメディア事業

紙の書籍をインターネット経由で販売するオンライン書籍を運営している。

経営方針

イーブックイニシアティブジャパンでは「電子コミック国内取扱高No.1」を達成することを中期ビジョンとして掲げている。

電子書籍ビジネスは、法令や規制による参入障壁が低く、またコンテンツを提供する出版社も非独占的に作品を提供しているため、国内外で巨大資本をもつ企業の本格参入が増加中。

大規模なマーケティング投資を行うことで新規利用者を獲得し事業拡大を図ることが可能で、競合大社との新規利用者の獲得競争が激化。

そんな環境下、イーブックイニシアティブジャパンではヤフーやその他ソフトバンクグループ各社の顧客基盤やマーケティングノウハウをより一層活用することで、競合他社との差別化や効果的な広報・広告宣伝を含めたマーケティング活動を実施中。

新規利用者の増加を事業成長の要としており、Yahoo! JAPANトップページと連携したユーザー獲得施策、キャッシュレス決済「PayPay」と連携した大型キャンペーンなど、グループシナジーの強化によるユーザー獲得を図っている。

市場の成長性

公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所「出版月報」2020年1月号によると、出版業界全体では、2019年(1月~12月期)の紙の出版市場が1兆2,360億円(前年比4.3%減)となった一方で、電子出版市場は3,072億円(同23.9%増)となっている。

中でも、イーブックイニシアティブジャパンが主力と位置付けている電子コミックの推定販売額は2,593億円(同29.5%増)と、大きく伸長している。

有価証券報告書(提出日:2020年6月23日)