インベスターズクラウドは2006年に設立されたインターネット企業で、「不動産テック」と言われるジャンルに入る。大きく次の4つの事業を展開。 ・アプリではじめるアパート経営「TATERU」(コア事業)
世界中の鉱山から金を掘り出して売る ── これがニューモントの事業の柱です。金価格が上がれば業績もそのまま膨らむ構造のため、足元の金高騰局面では大きな追い風を受けています。 4月23日に発表された第1四半期決算では、その追い風で稼いだキャッシュを株主還元に大きく振り向ける一方、CEOは「2026年は谷の年だ」と発言しました。 短期は還元の最大化、中長期は生産回復に向けた投資 ── 二段構えの経営判断の輪郭を整理します。
フィンランドの通信機器大手ノキアが4月23日に発表した2026年1〜3月期決算で、AI・クラウド顧客向けの新規受注は10億ユーロに達し、関連売上は前年比49%伸びました。 ハイパースケーラー(GAFAM級の大規模クラウド事業者)の今期設備投資予測が5,400億ドルから7,000億ドル超へ上方修正されるなか、光ネットワーク機器の供給は需要に追いつかなくなりつつあります。 決算数字とCEO発言から、AI投資の実需と継続性、そして残された死角を整理します。
衛生用品の大手メーカー「ユニ・チャーム」が5月14日、1Q決算を発表しました。
世界の航空旅客需要が回復基調を強め、再び成長フェーズへと移行する中、日本の航空機産業が新たな飛躍の時を迎えています。 この大きな潮流の中で、日本の主要メーカーは、グローバルな航空機開発・生産における不可欠なパートナーとしての地位を一層強固なものにしています。 そのアプローチは、機体の主翼からエンジンの心臓部まで手掛ける総合技術企業、防衛と民間の両輪で事業を展開するメーカー、特定の機内設備で世界シェアを独占するニッチトップ企業など、実に多様。 本記事では、そんな日本の航空機産業をリードする企業たちの、未来に向けた挑戦と戦略を紹介します。
業務管理SaaSのmonday.comが、AI時代に向けた自社の再定義を進めています。同社が2026年1〜3月期決算で示したのは、業績数字よりも、製品と価格と組織のすべてを同時に組み替える経営判断でした。 売上高は3.51億ドル、前年同期比24%増と市場予想を上回りましたが、今回の説明会の主役は数字よりも構造転換の中身です。AIが業務SaaSの何を変えるのか、その輪郭が一段と鮮明になりました。 monday.comは2012年にイスラエル・テルアビブで創業。2021年に米ナスダックへ上場しました。プロジェクト管理を起点に、CRMやカスタマーサポートへと製品領域を広げてきました。AsanaやAtlassianなどと並び称される、コラボレーティブワーク領域の有力プレーヤーの一角です。
Datadogといえば、企業のクラウドインフラやAIアプリケーションを「観測(オブザーバビリティ)」するプラットフォームを運営する企業。顧客のシステム利用量に応じて課金が発生する構造です。AI関連の動きが本格的な本番運用にまで到達しているかどうかを、同社の数字から窺い知ることができます。 2026年1〜3月期の決算発表は、とりわけ示唆に富む内容となりました。電話会議での話題は、コード生成ツールの本番投入、AIエージェントの普及、地政学リスクの影響、競合との関係など。一連のやり取りからは、AI時代に企業ITで何が起きているのかが立体的に浮かび上がります。 本稿では、経営陣の発言を軸に4つの注目点を取り上げます。
Hyatt Hotels(ハイアット・ホテルズ)は、世界各地でホテルを展開する大手チェーンです。強みを持つのは、ラグジュアリーやライフスタイルといった高価格帯のブランド。2026年1〜3月期は、システムワイドのRevPAR(販売可能な1室あたりの客室収益)が前年比5.4%増となりました。 マーク・ホップラマジアンCEOは、この結果が会社の想定を上回ったと説明。グローバルなラグジュアリーブランドの好調が全体を牽引しています。 この強さを受けて、会社は通期見通しを引き上げました。2026年12月期のシステムワイドRevPARの見通しは、2〜4%増へと上方修正。グロスフィー(手数料収入)の見通しも9〜11%増へ引き上げ。ジョーン・ボッタリーニCFOは、米国の改善した需要トレンドがこの上方修正を支えていると説明しました。
AIチャットボットの台頭が大きな見出しを攫う一方で、その対極のような立ち位置で、静かに利用者を増やし続けてきたプラットフォームがPinterestです。2026年5月4日に開示された同社の2026年第1四半期決算は、AI時代における「特化」のあり方を改めて考えさせる素材を、いくつも含んでいました。 ビル・レディCEOが今回の電話会議で繰り返し示したのは、汎用化された巨大言語モデルに依存することへの疑問です。多くの企業が汎用LLMをサービスのコアに組み込む一方、Pinterestは早い段階から異なる路線を選んできたといいます。 ただし、決して同社の状況は順風満帆ではありません。利用者の活動量と、それがもたらす売上との間に、Pinterestは長らくギャップを抱えてきました。第1四半期はガイダンスを上回って着地したものの、CEOの語り口は楽観というよりむしろ自己批判的です。
人手不足が深刻化する小売・飲食業界において、店舗運営の効率化と顧客体験の向上は喫緊の課題です。 その解決策として、セルフレジを中核とした「店舗DX」が急速に普及。単なる会計の自動化に留まらず、店舗経営そのものを変革する可能性を秘めています。 本記事では、こうしたセルフレジを巡る主要プレイヤーたちの戦略と、それを支える技術やビジネスモデルをご紹介します。 POSシステム世界首位を誇る「東芝テック」
ロス・ストアーズは、ブランド品の余剰在庫やキャンセル品を安く仕入れ、割引価格で販売する「オフプライス」小売の米大手です。主力チェーンの「Ross Dress for Less」と低価格業態の「dd's DISCOUNTS」を展開。店舗数は全米で約2,200に上ります。 何が置いてあるか店に行くまで分からない「宝探し」型の売場が特徴で、ECは持たず、販売はすべて実店舗という徹底ぶりです。創業から40年、派手さはないものの堅実に成長を続けてきた企業です。 そのロスに今、異変が起きています。獲得が最も難しいとされる18〜24歳の若者が押し寄せ、既存店の顧客数は全体で2桁%の拡大。背景には、2025年に就任したジェームズ・コンロイCEOによる「守りから攻め」への転換があります。一体同社に何が起きているのでしょうか。
今回は国内の大手インターネット企業5社について、直近の決算をまとめます。 時価総額でいうと、ヤフー(1.8兆円)、エムスリー(1.55兆円)、楽天(1.48兆円)、ネクソン(1.2兆円)、LINE(8,551億円)が日本のトップ5。
Amer Sportsが2026年1〜3月期決算を発表しました。アウターウェアのArc'teryx、スニーカーのSalomon、テニス用品のWilsonといった主力ブランドを傘下に抱える同社が、市場全体の不透明感とは対照的な急成長を示しています。売上は前年比32%増となり、4地域すべてで二桁成長を達成しました。 CEOのジエ・ジェン氏は「すべての事業セグメント、地域、チャネルが極めて好調だった」と述べました。第2四半期に入っても同じ勢いが続いているといい、通期業績見通しは年初時点から大きく引き上げられました。 勢いの源泉は、単独ブランドの突出ではなく傘下複数ブランドの同時加速にあります。アウターウェア、フットウェア、テニス用品という異なる領域で、それぞれが消費者をつかんでいる構図です。
脱炭素化とデジタル社会の進展を背景に、電力の損失を劇的に減らす「パワー半導体」の重要性が飛躍的に高まっています。 特に、EVや次世代通信の性能を左右する、SiC(炭化ケイ素)やGaN(窒化ガリウム)といった新材料への期待は大きく、新たな巨大市場が形成されつつあります。 この次世代市場は、日本の強力な企業群によって支えられています。SiCエピウェハーなどで世界トップの「材料メーカー」と、硬くてもろい新素材をナノレベルで加工する、世界首位の「製造装置メーカー」。それぞれが独自の技術で、サプライチェーンの重要な役割を担っています。 本記事では、こうしたパワー半導体のサプライチェーンを支える主要プレイヤーたちの戦略と、技術的な優位性をご紹介します。
Meta Platformsが7月29日に発表した2026年4〜6月期決算は、売上高608億ドル(前年比28%増)と力強い成長を示しました。一方で、フリーキャッシュフローはわずか7.84億ドルまで縮小。潤沢なキャッシュを生み出し続けてきた同社の財務構造は、AIインフラ投資によって大きく姿を変えつつあります。 決算説明会では、マーク・ザッカーバーグCEOとスーザン・リーCFOが、その投資の行き先と回収の道筋を具体的に語りました。 キャッシュ製造機から装置産業へ
インフォシスはインドのバンガロールに本社を置くIT企業で、ビジネス向けのITソリューション、コンサルティングやアウトソーシングなどのサービスを提供する企業。競合としてはアクセンチュアやIBMなどが挙げられる。 業績推移を見る限り、クソ伸びている。
米国のフィンテック企業、Blockがコア事業の成長を続けている。4〜6月の売上高は前年比6%減の44億ドルだが、ビットコイン売上を除くと34%の増収だった。 同期間の売上総利益は14.7億ドル(前年比29%増)に増えた。ビットコイン売上は原価率が97%と高く、同社の収益性にあまり影響を及ぼさない。 会長CEOのジャック・ドーシーは「エコシステムを連携させる取り組みを前進させた」と言う。そのエコシステムとは、セラー向けの決済端末「Square」と、消費者向けの金融アプリ「Cash App」だ。
アルファベットが4月29日に発表した2026年1-3月期決算は、連結売上高が前年同期比22%増、営業利益は同30%増。二桁成長を11四半期連続で更新する内容となりました。AI投資が本格的な収益貢献フェーズに入ったことを示す決算と位置付けられます。 注目すべきは、これまでコスト先行だったAI関連事業が、明確な収益エンジンへと転換した点です。クラウド、検索、サブスクリプションのいずれもがAI機能の実装と歩調を合わせる形で加速しています。需要が供給を上回る状態が続いているとも明かされ、設備投資をさらに拡大する方向に修正されました。 戦略面では、自社半導体の役割を一段引き上げる発表もありました。これまで内部利用と自社クラウド経由の提供にとどまっていた領域を、外部顧客向けの収益機会として明示的に位置付け直します。NVIDIA一強に対する強力な代替先として、アルファベットの手がけるAIアクセラレータへの注目が増しています。
Intel Corporationは世界最大のマイクロプロセッサやチップセットなどのメーカーで、多くのパソコンのCPUがIntel製であることが知られる。1968年に米国カリフォルニア州にて創業。2015年末時点で世界に10万7300人の従業員がおり、そのうちおよそ51%が米国で働いている。 損益推移
農業従事者の高齢化と深刻な後継者不足。日本の農業は今、持続可能性が問われる大きな岐路に立たされています。 この構造的な課題を解決する切り札として、AIやロボット、ドローンといった先端技術を活用し、生産性と収益性を抜本的に高める「スマート農業」に大きな期待が寄せられています。 各社がどのようにして「省人化」と「高付加価値化」を実現し、「儲かる農業」への転換を支援しているのか。本記事では、こうした個性豊かなプレイヤーたちの戦略を紹介していきます。 データと自動化で農業の変革を目指す「クボタ」