アルファベットが4月29日に発表した2026年1-3月期決算は、連結売上高が前年同期比22%増、営業利益は同30%増。二桁成長を11四半期連続で更新する内容となりました。AI投資が本格的な収益貢献フェーズに入ったことを示す決算と位置付けられます。
注目すべきは、これまでコスト先行だったAI関連事業が、明確な収益エンジンへと転換した点です。クラウド、検索、サブスクリプションのいずれもがAI機能の実装と歩調を合わせる形で加速しています。需要が供給を上回る状態が続いているとも明かされ、設備投資をさらに拡大する方向に修正されました。

戦略面では、自社半導体の役割を一段引き上げる発表もありました。これまで内部利用と自社クラウド経由の提供にとどまっていた領域を、外部顧客向けの収益機会として明示的に位置付け直します。NVIDIA一強に対する強力な代替先として、アルファベットの手がけるAIアクセラレータへの注目が増しています。