世界最大のマイクロプロセッサメーカーIntel Corporationの業績

Intel Corporationは世界最大のマイクロプロセッサやチップセットなどのメーカーで、多くのパソコンのCPUがIntel製であることが知られる。1968年に米国カリフォルニア州にて創業。2015年末時点で世界に10万7300人の従業員がおり、そのうちおよそ51%が米国で働いている。

損益推移

まずは、全体の損益推移をできるだけ昔から見てみよう。

2015年度の売上高は553億ドル。1994年度ですでに売上100億ドルを超えていたということで、さすがは世界のIntel Corporationという印象。

成長率はさすがに鈍っているが、1994年度以来安定して利益を出し続けている。2001年度に少し落ち込んでいるのは、ITバブル崩壊の影響だろうか。

Intelの事業セグメント

次に、もう少し具体的にどんな事業を行なっているのかを見る。

2015年度年次報告書(Form 10-K)によれば、Intelの事業セグメントは次のように構成されている。

Client Computing Group (CCG)は、パソコンやタブレット、携帯端末など、あらゆるクライアント機器に関する事業を行う部門。Intelのコア事業であるマイクロプロセッサの開発のほか、Intel® WiFiテクノロジーや4G LTEへの活用、Thunderboltテクノロジーなどの革新的なネットワークソリューションも扱う。

Data Center Group (DCG)は、あらゆるサーバー、ネットワークやストレージのために最大限エネルギー効率を高めるよう設計された商品を提供する。2015年に「Intel® Xeon® processor D family」などを発表している。

そのほか、 Internet of Things Group (IOTG)software and services operating segmentsなどの事業業セグメントがある。

事業セグメントごとの売上割合は次のようになっている。

Client Computing Group (CCG)が過半数をしめ、Data Center Group (DCG)がそれに続いている状態。この2つだけで全体の85%を超える。

Intel Corporationの主要な顧客

直接的な顧客企業としてはどこが大きいのだろう。

2015年には、Hewlett Packardグループ(HP Inc.とHewlett Packard Enterprise)が全体売上の18%、ついでDell Inc.が15%を占めた。そのほかの企業はどこも売上の10%を超えることはなかったとのこと。