Chegg, Inc. 事業内容・ビジネスモデル

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時価総額 121億4396万6000 ドル
銘柄コード CHGG(NYSE)

チェグ、Inc.は、学生、最初の接続の学習プラットフォームです。当社は、学生は、大学の入学試験のための勉強の大学を見つけ、学校にいる間の成績とテストの点数を取得し、彼らは彼らが大学卒業後の労働力を入力するために役立つスキルを習得することを可能にするインターンシップを見つけることができます。これは、米国では(総称大学と呼ばれる)のカレッジ、大学や他の学術機関との国内および国際的な学生を一致します。大学でたら、それは学生を支援するための製品やサービスの範囲を提供します。当社が独自にとイングラムとの戦略的提携により双方の賃貸および販売のための印刷教科書のライブラリを提供しています。また、家賃や販売のためのeTextbooksを提供しています。また、そのチェグチューターサービスを通じて、オンライン学生へのライブチューターを提供します。それは、学生が最初の仕事の確保に不可欠なスキルを得るのを助けるためにインターンシップへのアクセスを提供します。当社はまた、このようなEasyBib、CitationMachineまたはBibMeなどのオンラインライティングツールを提供します。


事業内容とビジネスモデル

会社概要

米カリフォルニア州サンタクララに本社を置くCheggは、学生向けにオンデマンド式の相互接続型オンライン学習プラットフォームを提供している。学生が学習に投じる時間と支出を減らすのを助け、教育への投資リターンを高めることを事業課題としている。

沿革・略史

Chegg は2005年にデラウェア州で法人化した後、2007年にオンラインでの教科書レンタル事業を開始した。2010年には現在のDan Rosensweig最高経営責任者(CEO)が就任し、学生の学習成果の向上を支援する学習プラットフォームのリーディングカンパニーになることを目指してきた。

2010年には、学生からの学習に関する質問に答えるヘルプサービスや教科書の貸し出しサービスを提供する『Chegg Study』を開始。2013年11月にニューヨーク証券取引所での新規株式公開(IPO)を完了した。

その後、事業買収を重ね、2014年にはオンライン家庭教師サービス『Chegg Tutors』やインターンシップサービスを、2016年にはImagine Easy Solutionsを買収して『Chegg Writing』を追加するなど、サービスの拡大を図ってきた。

2017年にはさらに、数学に特化した『Chegg Math Solver』を開始し、2018年には『Chegg Writing』の拡充のためにWriteLabを買収している。2019年にはスキルベースの学習プラットフォームの立ち上げに向けてThinkfulを買収した。

事業内容・提供サービス

Cheggが提供する商品とサービスは、デジタル商品や各種サービスを網羅した「Chegg Services」と、印刷版や電子版(eTextbooks)の教科書を含む教材サービス「Required Materials」の2つに分類される。

「Chegg Services」はサブスクリプション・プランに応じた定期課金、「Required Materials」では販売代金やレンタル料を主な収益源とする。

Chegg Services

「Chegg Services」を利用する学生数は2019年に390万人を超え、前年の310万人から29%増加した。「Chegg Services」には、以下のような代表的な商品がある。

『Chegg Study』

『Chegg Study』では、ウェブサイト上で不明な点を質問すれば、詳細な説明と回答を得られる「エキスパートアンサー」が利用できるほか、需要の高い教科書については、ステップバイステップで回答を導いてくれる「テキストブックソリューション」を利用できる。

これらのサブスクリプションサービスは有料で、2019年12月31日時点で、「エキスパートアンサー」のアーカイブは3,000万件、「テキストブックソリューション」は500万件に達しており、Cheggのウェブサイトや携帯端末から利用が可能だ。

『Chegg Writing』

『Chegg Writing』は、広告サポート付きの無料サービスと有料のプレミアムサービスで構成され、引用、盗作防止、文法、文章構成、スペルチェック、即時フィードバックなどの機能を有する人気ウェブサイト、EasyBib、Citation Machine、BibMe、CiteThisForMeなどの利用が含まれる。

文書作成における修正や編集に役立ち、論文や作文で出典を引用する必要がある場合には、ライティングツールを活用して必要な形式で自動的に出典情報を作成することができる。

Chegg Tutors

『Chegg Tutors』は、ほかの学習ツールを補完するためのサービスで、学習プラットフォーム上で教師の助けを得ることができるオンライン家庭教師サービスだ。いつでもどこでも毎日24時間、ライブチューターのネットワークを利用することができ、技術、工学、数学、ビジネス、歴史、外国語、英文学、テスト対策と、ニーズの高い様々な科目に対応している。

スケジュール管理や移動時間を必要とする高価な家庭教師にお金を払う代わりに、学生は週ごと、または月ごとの有料パッケージでサービスを利用することができる。

教材サービス

Cheggは印刷された教科書と電子教科書の両方で貸し出しサービスを行っているほか、新刊や中古の教科書販売も行っている。

2014年にはIngramと提携し、翌2015年5月からIngramがCheggの印刷版教科書のレンタル事業と販売を請け負っているが、他のパートナーとの間でも、教科書のレンタルや販売のための契約を締結している。

2019年10月には、FedEx Supply Chainと戦略的ロジスティクス契約を結び、2020年2月にIngramからFedExへ物流・倉庫サービスの移管を開始した。

2019年には、Cheggが学生に貸し出した、もしくは販売した印刷版と電子版の教科書の冊数は520万冊を超えた。

テクノロジー、プラットフォーム

Cheggのテクノロジーは、スケーラブルな成長を継続し、生徒との直接対話型の学習プラットフォームを構築するために設計されている。Cheggは、事業の効率性と規模を拡大するために、技術革新を追求して可能な限り新たなテクノロジーを採用している。Cheggの製品は、Student Graphの基礎となる情報に依存し、活用している。Cheggは、データ、検索、ソリューションを中心としたテクノロジーの構築に引き続き投資していく。

Personalization and Merchandising Technology

Cheggは、学習プラットフォーム全体を通して各学生にパーソナライズされた体験を提供し、Cheggが展開する複数サービスの認知度を高め、第三者のパートナーやブランドを通じて学生と機会を結びつけている。このようなパーソナライズとカスタマイズは、Student Graphと検索技術によって行われる。

Student Graph: CheggのStudent Graphは、Cheggの学習プラットフォームにおける学生の集合的な活動の蓄積だ。学生は学習プラットフォームを利用するたびに貴重な情報を得ている。CheggのStudent Graphには、教科書情報、大学情報、奨学金データなどの公的および私的な情報源からアクセスする情報も含まれている。これらの情報を収集、整理、処理して、アルゴリズム的にネットワーク上の各学生のためのパーソナライズされた体験を作成することができる。

Search(検索):Cheggの検索技術は、学生が私たちのサービスのすべてを発見するための簡単な入り口(on-ramp)だ。学生は、本、ISBN、著者名、コースでコンテンツを検索することができる。多くの学生が教科書のレンタルを求めてCheggを訪れるが、Cheggの検索結果では、関連する教科書を提供するだけでなく、Cheggの他のサービスの認知度を高めることができる。例えば、学生が教科書を検索した場合、関連する『Chegg Study』のソリューションや、検索した教科書に精通した『Chegg Tutors』を表示することができる。

Data Sourcing and Graph Technology

Cheggのプラットフォーム上の学生に関連するすべての情報が、サービス、製品、リスト、またはユーザー入力によって利用可能になるわけではない。そのため、Cheggは独自の技術を開発し、分散したデータセットを収集している。例えば、Cheggは公共および民間の情報源からデータにアクセスし、Cheggの教科書カタログと価格設定に関する決定を通知するために、Cheggのプラットフォームに統合している。

Mobile Solutions

Cheggは Apple iOSとGoogle Androidでモバイルアプリケーションを提供している。Cheggのモバイルアプリケーションは、Cheggアプリケーションプログラミングインターフェース(API)とサーバーサイドのHTML5を活用したハイブリッドアプリケーションとして構築されている。また、Cheggのウェブサイトのモバイル版であるm.chegg.comも運営している。モバイルプラットフォームならではの機能を活用し、テキストのバーコードスキャンによる価格比較や『Chegg Flashcards』など、ウェブサイトにはない機能をモバイルでも提供している。

Real-time Sourcing and Pricing Technologies

Cheggは、Cheggが学生に提供するコンテンツやサービスの価格や原産国を決定する際に、市場価格、コンテンツの選択と入手可能性、その他の要因を考慮した独自の価格設定と調達システムを社内で開発している。

Programmatic Advertising

Cheggのプログラマティック広告技術は、データサイエンス、エンジニアリング、機械学習との組み合わせで、プログラマティック技術のトレンドを深く理解している。その結果、Cheggが提供するデジタルインプレッションの価値を最大化するオンライン広告プラットフォームを実現している。

Infrastructure and Applications

Cheggの技術は、米国西海岸と米国東海岸にまたがる大手クラウドホスティングプロバイダーを基盤とする。Cheggでは、テスト/開発/ステージ/フェイルオーバー環境に1つの地域を使用し、本番環境にはもう1つの地域を使用している。Cheggのアーキテクチャは、主にフロントエンドアプリケーション、バックエンドサービス、運用データベース、およびレポーティングサブシステムで構成されている。稼働時間を確保するために、業界標準のロギングおよび監視ツールを使用している。また、新たな国際市場への進出も視野に入れたアーキテクチャとなっている。

Network Security

Cheggのプラットフォームには、暗号化、アンチウイルス、ファイアウォール、パッチ管理技術が含まれており、クラウドホスティングプロバイダーや事業所に分散しているCheggのシステムを保護している。

Internal Management Systems

Cheggは、サードパーティの技術ソリューションや製品に加え、多額の投資を行った自社開発のシステムや独自のシステムを利用して、迅速で高品質な顧客サービス、社内コミュニケーション、ソフトウェア開発、展開、保守を提供している。

セールス、マーケティング

学生ユーザー

Chegg.comでは、いくつかの主要なダイレクトマーケティングチャンネルを使用して学生にリーチしている。Chegg.comのコンテンツがオーガニック、無報酬の検索エンジンの結果リストに表示されるように、検索エンジン最適化(SEO)技術を導入している。検索キーワードの分析と分類、入札の最適化、インプレッションの増加、コンバージョンの促進を目的としたキーワードシミュレーションと入札管理ツールを使用した検索エンジンマーケティングにより、SEOの取り組みを補完している。また、ストリーミングラジオやGoogle Display Networkなどの主要なオンラインおよびモバイル広告ネットワーク上のディスプレイ広告でブランド認知度を向上させている。

Cheggの教科書サービスをアフィリエイトのウェブサイトに統合し、事前に決められた収益シェアやコミッションと引き換えに、個々のオンラインアフィリエイトを募集する大手広告ネットワークと連携している。Cheggは3種類のメールマーケティングキャンペーンを利用している。活性化と定着を促進するための「オンボーディングプログラム」、エンゲージメントを深めるためのパーソナライズされた「クロスセルキャンペーン」、そして売上と関心を高めるための「プロモーションキャンペーン」に注力している。さらに、ソーシャルメディアを利用して、Facebook、Instagram、Twitter、YouTubeなどのトップウェブサイトのオーガニックプログラムと有料プログラムを管理している。

また、入学、大学への移行、専攻選択、履歴書準備など、学生の主要な関心事や関心事について、パートナーを通じてシンジケートされた学生ブロガーによって生成されたコンテンツを通じて、学生を獲得し、エンゲージメントを高めている。「キャンパス・アクティベーション・プログラム」を通じて、ブランドやインフルエンサーと提携し、コンサート、トライアル・プロモーション、製品プレゼントなどのエンターテイメント・イベントを学生に提供している。

ブランド(広告主)

Cheggは、大学生や高校生へのリーチやエンゲージメントを求める大手ブランド広告主にブランド広告サービスを販売するフィールドセールス組織によるダイレクトセールスを活用してブランドとの契約を確保している。このチームには、フィールドセールス担当者とマーケティングサポート担当者がいる。

Student Advocacy(学生支援、カスタマーサポート)

Cheggは、生徒の皆様に高いレベルの顧客サービスを提供することをお約束している。Cheggは、学生を信頼し、Cheggの製品とサービスが彼らの教育に重要な役割を持っていることを理解し、すべての問題を迅速かつ徹底的に解決するように努めている。Cheggの学生支援チームは、営業時間内に電話、電子メール、オンラインチャットで直接連絡を取ることができる。また、ソーシャルメディアを積極的に監視し、問題の存在が知らされる前に問題を特定して解決するよう努めている。Cheggは、5分以内に学生の懸念に対応することを目指している。

競争の高まりと今後の課題

Cheggは2019年アニュアルレポートにおいて「事業全体で当社と競合する他社は現時点でいない」とした上で、事業の各面においては、大きな競争に直面していることを認めている。

『Chegg Study』に関しては、Course HeroやQuizlet、Khan Academy、Bartlebyなど、学習教材やオンライン指導サービスを提供する企業との競争が高まっている。

『Chegg Writing』でも、Grammarlyのような引用生成サービスや文法・盗作サービスを提供する企業と競合しているほか、『Chegg Tutors』も同様に、ほかのオンライン家庭教師サービス会社との競争が増えている。

急激な変化が見られる教材・副教材サービスでも競争は激化しており、書店だけでなく、Amazon.comのようなオンラインのマーケットプレース、電子書籍販売会社との競争は高まっており、教材レンタルサイトも増えている状況だ。

ただし、電子教科書を含むCheggの教材商品は価格の安さや種類の多さ、機能性が強みとなっているほか、デスクトップやモバイル端末など多様なデバイスで利用できるReader機能や互換性などにおいて、高い競争力を有している。


2019年12月期 Annual Report FORM 10-K(提出日:2020年2月20日)