キユーピーが大幅増益、外部環境改善に加え中国など海外での成長が寄与
キユーピー

マヨネーズの大手企業、キユーピーが好調だ。2024年8月までの第3四半期決算で、累計売上高は3,609億円(前年比7.4%増)。営業利益は298億円(同123.5%増)となった。

キユーピーの売上高は2021年11月期に減少したが、これは物流事業を持分法適用関連会社へと移行したことが主因。営業利益は前年比で微減だった。むしろ2023年11月期の方が、鳥インフルエンザの影響もあって大幅な減益となった。

ところが2024年11月期は、営業利益340億円(前年比72.6%増)への大幅な拡大を計画。過去最高益を見込んでいる。明るい見通しとともに株価も上向き、年初来株価は30%を超える上昇となった。

日本に暮らす人なら誰もが触れたことがあるであろうキユーピーに、一体何が起きているのだろうか。今回の記事では、同社の来歴を簡単に紐解いた上で、現在の事業や今後の展望について紹介する。

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