おはようございます。 今夜はいわゆるクリスマスイブですが、この「イブ」ってやつは「前夜」という意味ではないことをご存知でしょうか。
イブ(Eve)は夕方(evening)ですが、教会暦では日没を境に新しい日に変わります。つまり、今日の日没から明日の日没までがクリスマスというわけです。
Shutterstock
TikTokのライバルとも目される短尺動画アプリ「Triller」の運営企業が、逆さ合併によってNASDAQに上場する計画を発表した。社名を「TrillerVerz」とし、評価額は50億ドルにのぼる見込み。
注目する理由: 「ぶっ壊れたコンテンツエコノミーを直す」ことを掲げる。そのために、クリエイターが投稿によって収益を得るための世界最大のプラットフォームを構築するという。
創立は2015年。当初はAIを活用した動画編集ツールとして訴求したが、間もなく「Triller Famous」としてユーザーが作成した動画の一部をキュレーションして閲覧できるようにした。
2020年には「TikTok」がインド政府によって禁止されたことで、ユーザーの一部がTrillerに流入。月間アクティブユーザー数が5,000万人にのぼったことをアピールした。
新たな経済圏の構築にも積極的だ。今年4月にはNFTマーケットプレイスを発表。同じく4月にはAIを活用した顧客エンゲージメントプラットフォーム「Amplify.ai」を買収、創業者のMahi de SilvaをTriller側のCEOとした。
今回の統合後もMahi de SilvaがCEO兼会長を務める。TrillerVerzはテクノロジーとコンテンツプラットフォームを融合する初の企業となり、「Web3.0」ムーブメントを牽引する原動力になることを目指す。
ライフネット生命が12月22日、成長可能性に関する資料を公開。インターネット直販やパートナーとの協業を活用し、顧客基盤をさらに伸ばす戦略を示した。
注目する理由: 日本の生命保険業界は、年間保険料が約30兆円(世界第三位)にのぼる巨大市場。社会のあらゆる面でDXが進む中、生命保険においてもオンライン加入を好む消費者が増えている。
「正直に わかりやすく、安くて、便利に。」というマニフェストを掲げる。消費者への徹底した情報公開とシンプルな商品設計、ネットを活用した低廉な保険料を戦略の軸とする。
一方では「顔の見える会社」を目指し、経営情報、商品、社員、職場もウェブで公開。開業以来続く社員ブログや、「ふれあいフェア」を定期的に開催。
スマホを通じたサービスも拡充する。LINEを活用してチャットで保険相談ができるほか、必要書類はスマホで写真を撮ってペーパーレス化。マイページには生体認証でのログインも可能だ。
新契約のうち77%は20〜40代と若いのも特徴。生命保険市場の世帯加入率は90%といわれる中、新規加入が占める割合は53%。2020年度の解約失効率は6.0%だった。
成長の軸はインターネット直販チャネルとホワイトレーベルチャネル。後者はKDDIやマネーフォワードなど、異業種との協業によってアプローチ先を広げる。
今年9月には海外公募増資を実施し約97億円を調達。経営目標としてEEV(ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー)を現在の951億円から2,000億円に拡大することを目指す。
Strainer
12月に新規上場を果たしたブロードエンタープライズという企業がある。NTTの販売代理店から始まり、今はマンション向けの高速インターネットサービスを主力とする会社だ。
そこで展開する「B-CUBIC」は売上を大きく伸ばし、2021年には年末までに23.3億円を計画。来年、再来年は営業体制の強化により事業をさらに拡大させる狙いだ。
B-CUBICは、マンション入居者が無料でインターネットを利用でき、物件オーナーは物件の入居率を高められるというサービス。初期契約期間である6年間の解約率は約0.1%と、ストック性の高い収益モデルが売りだ。
こちらの記事では、ブロードエンタープライズのビジネスモデルや成長戦略について紐解いた。ぜひチェックしていただきたい。
この招待キャンペーンも結構長いことやってるわけですが、いまいち新鮮味がなくなって来ました。
いやぁ、流石にちょっと『モレスキン ノートブック』1,000冊は買い過ぎましたね。このままでは全冊お配りできるのがいつになることやら。
さて、ストレイナーのニュースレターを5人に紹介すると、ここでしか手に入らない限定『モレスキン ノートブック』が手に入ります。詳細は、以下のリンクからご覧ください。
🍵 無限の彼方へ
メールが転送されましたか?こちらで登録しましょう。
有料版のニュースレターはこちら
もっと詳しく知りたい方へ: プレミアムプラン