おはようございます。 11月15日といえば「七五三」です。神社本庁によると、盛大に祝われるようになったのは、江戸時代に将軍綱吉が息子の健康を祈願したことから。
今ではほとんどの家庭が実施する七五三ですが、実は昭和初期まであまり一般的ではなかったと言います。スーパーマーケットが普及に一役買ったという話も。「伝統」と経済活動の関係を調べたら、なんだか面白そうです。
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3D開発エンジンを提供するUnityが大きな動きを見せた。11月9日に7〜9月期決算とあわせ、「Weta Digital」を16.25億ドルで買収すると発表。同社の視覚エフェクト(VFX)ツールを取り込む。
何がそんなにすごい? — Weta Digitalの技術は『アバター』『ロードオブザリング』『猿の惑星』『ゲームオブスローンズ』など名だたる映像作品を支えてきた。Unityによる買収で、何百万人という次世代クリエイターがその技術を活用できることになる。
Weta Digitalは1993年、ニュージーランドにて創業。共創創業者のピーター・ジャクソンは『ロードオブザリング』シリーズの監督として知られる。
Weta Digitalには275名のエンジニアがおり、数多くの特化型ツールを開発。自社の製作パイプラインに連携させている。言わば、世界的なヒット作を生み出すオリジナルの開発プラットフォームだ。
映画『ホビット』に使われたレンダラー「Manuka」や、現実世界の樹木の育ち方をもとにした「Lumberjack」など。こうしたツール群が、Unityのクリエイトソリューションを通じて全世界に提供される見込みだ。
Unityの株価は五日間で27%近くも上昇。時価総額は562億ドルとなった。7〜9月の売上高は2.86億ドル(前年比43%増)と予想を上回り、通期売上予想を10.8〜10.85億ドル(同40%増)に引き上げた。
Strainer
ギフティが11月12日、2021年1〜9月期決算を発表。売上高26.3億円(前年比102%増)、営業利益は3.3億円(同22%増)だった。eギフトプラットフォームの拡大により、カジュアルギフト市場約6兆円の早期デジタル化を狙う。
注目する理由: 7〜9月の流通額は53億円(前年比2.2倍)と猛烈に拡大。コロナ禍による需要底上げに加え、今年買収した「ソウ・エクスペリエンス」も寄与。5四半期連続で流通額を伸ばしている。
地域通貨サービスは「GoTo」など自治体の経済支援策で採用、2020年10月から2021年3月まで大きな売上をあげた。足元では大型施策の延期、新規案件の見送りなどにより前年比で横ばいとなった。
安定収益をあげるのがgiftee for Businessサービスだ。eギフトを使った販促を行えるもので、利用企業(DP)は595社(前年比53%増)と拡大。案件数も1,778件(同62%増)にのぼった。
様々なスマホ決済サービスのポイントを、ユーザーが自由に選んで受け取れるギフト「えらべるPay(ペイ)」の提供も開始。PayPayからQUOカードPayまで幅広く対応することで、幅広いユーザーニーズへの対応が可能だ。
eGift Systemサービスを使ってeギフトを発行する企業(CP)は176社(前年比52%増)。新規顧客の獲得だけでなく「継続」にも使えるサービスとしてgiftee Loyalty Platformを展開、回数券やサブスクリプションへの活用により、引き合いが強まっている。
RevComm
RevCommは10日、「MiiTel for Zoom」のベータ版提供を発表。「MiiTel」にAIによる文字起こしとトーク分析機能を追加。「MiiTel」を利用していない場合でも単体で利用できる。
重要な理由: コロナ禍でインサイドセールスの重要性が高まる中、会話の内容が可視化できるようになりつつある。オンライン会議も含めた会話を一元管理し、社内資産とする動きが出てきている。
RevCommの主力サービスである「MiiTel」は2018年10月、AI搭載型IP電話のSaaSとしてリリース。現在ユーザー数は約25,500ユーザー、累計コール数は約7,000万件。導入企業数は約1,050社。
「MiiTel for Zoom」では、3人以上の面談でも話者を特定し、自動文字起こしができる。録画内容は自動的に保存され、共有も可能。音声解析でトークのスコアリングもできる。
利用料金は、MiiTelとのセット価格は月40時間までのトライアルプラン(同1,980円)と月100時間までのスタンダードプラン(同3,980円)の2種類。単体利用は別途料金が発生。
コロナ禍でインサイドセールスだけではなく、フィールドセールスもオンライン化が進んだ。昨年10月に、MiiTelを利用したオンラインビデオ会議システム「MiiTel Live」の提供を開始。今回のZoom版の提供は、その流れとつながる。
こちらの記事ではRevCommの事業モデルと成長戦略についてご紹介した。ぜひチェックしてほしい。
この招待キャンペーンも結構長いことやってるわけですが、いまいち新鮮味がなくなって来ました。
いやぁ、流石にちょっと『モレスキン ノートブック』1,000冊は買い過ぎましたね。このままでは全冊お配りできるのがいつになることやら。
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