2021年11月13日 11:21
顧客ロイヤルティのための電子ギフトも
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ギフティが11月12日、2021年1〜9月期決算を発表。売上高26.3億円(前年比102%増)、営業利益は3.3億円(同22%増)だった。eギフトプラットフォームの拡大により、カジュアルギフト市場約6兆円の早期デジタル化を狙う。

注目する理由: 7〜9月の流通額は53億円(前年比2.2倍)と猛烈に拡大。コロナ禍による需要底上げに加え、今年買収した「ソウ・エクスペリエンス」も寄与。5四半期連続で流通額を伸ばしている。

ギフティ売上構成

地域通貨サービスは「GoTo」など自治体の経済支援策で採用、2020年10月から2021年3月まで大きな売上をあげた。足元では大型施策の延期、新規案件の見送りなどにより前年比で横ばいとなった。

安定収益をあげるのがgiftee for Businessサービスだ。eギフトを使った販促を行えるもので、利用企業(DP)は595社(前年比53%増)と拡大。案件数も1,778件(同62%増)にのぼった。

様々なスマホ決済サービスのポイントを、ユーザーが自由に選んで受け取れるギフト「えらべるPay(ペイ)」の提供も開始。PayPayからQUOカードPayまで幅広く対応することで、幅広いユーザーニーズへの対応が可能だ。

eGift Systemサービスを使ってeギフトを発行する企業(CP)は176社(前年比52%増)。新規顧客の獲得だけでなく「継続」にも使えるサービスとしてgiftee Loyalty Platformを展開、回数券やサブスクリプションへの活用により、引き合いが強まっている。