おはようございます。 昨日(2月11日)は「建国記念の日」。
日本はなかなか歴史が長く、建国の日が明確ではありません。日本書紀によると、初代・神武天皇が即位した日が2月11日にあたるそう。
法律では、建国記念の日は「建国をしのび、国を愛する心を養う」日。建国されたこと自体を記念する日というわけで、その点が「の」にこめられていると言います。
本来ならこの小ネタ、昨日のニュースレターでご紹介すべきでした。
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日本の半導体企業、ルネサスエレクトロニクスが2月10日発表した決算(2020年4〜12月)は、最終損益が456億円の黒字だった。
前年通期は63億円の赤字だったから、大幅な転換だ。巣ごもりや5G普及により、半導体製品全般への需要が高まっている。
同社は2002年に日本電気(NEC)の半導体事業を分社化した「NECエレクトロニクス」が前身。2010年にルネサステクノロジ(三菱電機・日立製作所から分社化)との合併により、現在の社名になった。
2020年は自動車生産の減少により、自動車向け事業の売上収益が減少。
一方で、産業・インフラ・IoT向けが増加した。具体的にはデータセンター向が伸びているほか、リモート勤務・学習需要の増大によりパソコン向けも伸長している。
直近では、自動車生産の回復により、車載半導体が急拡大。1〜3月期(1Q21)の設備投資額は売上に対し8.3%を予想。ここ3年間の水準から倍増させる。
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東証マザーズへの新規上場が発表されたココナラ。
サービスとしての始まりは2012年7月。コンセプトは「あなたの得意が、誰かの役に立つ」。自分が得意なスキルを販売できるマーケットプレイスとしてスタートした。
現在はクラウドソーシングのように仕事の依頼ができる場所としての性質が強まっているが、当初は一律500円、「ワンコイン」で様々相談できるのが特徴だった。
その性質上、かつては「占い」関連サービスが多く、2019年8月期には流通高の41.6%(≒16億円)を占めた。
現在のココナラは、ある特定の方向に向かった成長戦略を敷いている。昨日の記事でご紹介したので、是非チェックしていただきたい。
2月10日、AI Insideが2020年4〜12月期決算を発表した。
彼らが提供するのは、ディープラーニングによる手書き文字認識AIを活用したAI-OCRサービス「DX Suite」だ。
基本サービスである「Intelligent OCR」契約数が前期末(4Q20)の1,873件から12,942件へと急増。種類毎に自動仕分けを行う「Elastic Sorter」契約数も同じく418件から616件へと拡大した。
エッジコンピューティング用のハードウェア「AI Inside Cube」の本番導入数も同じく33台から85台へと伸長。政府の給付金事業などによる一時需要が落ち着いた後も、受注が堅調に増加している。
AI Insideが推進するのは「高価値なAIを低価格で、広く提供する」という方向性。より良い製品をより安く提供することで、世界中の人・物にAIを届けることを目指す。
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