旅行クチコミ・予約サイト大手のTripadvisorが、2026年第1四半期決算を発表しました。AI時代の到来で「中抜きされる側」と見られてきた同社が、主要AI企業との提携拡大という意外な立ち位置を見せています。売上は3.82億ドル(前年比4%減)、調整後EBITDAは2,200万ドルと会社想定をやや上回る着地でした。 マシュー・ゴールドバーグCEOは「我々のデータには価値があり、追加性がある」と述べ、AI時代の旅行検索・予約においても同社の優位性は揺らがないとの見方を示しました。決算の随所には、当初の懸念とは逆向きの潮目の変化がうかがえます。 業績の中身を見ると、現地ツアー・アクティビティ予約を担うExperiences事業の売上は前年比8%増で着地、一方ホテル比較を中心とするHotels and Other事業の売上は同20%減と縮小フェーズに入っています。看板事業をホテル比較から体験予約へと切り替える戦略の進捗が、数字に表れ始めた局面です。
海外のOTA(オンライン・トラベル・エージェント)企業4~6月の決算は、引き続き2強が頭一つ抜きん出ています。
今日も、昨晩発表されたアメリカ市場の決算の中で、特に気になった7社の決算についてチェックしていきたいと思います。
TripAdvisorの2Q決算が発表されました。
似たような業界で、共に巨大な規模でありながら売上高が4倍も違うExpediaとTripAdvisor。どうしてこうも違うのか、その理由を探ってみたい。 まずは2社のこれまでの経緯を軽く見てみる。
TripAdvisorは世界最大級の旅行サイト「TripAdvisor」などを運営する企業。 2000年の2月に現CEOでもあるStephen Kauferによって創業され、2004年4月にIAC(InterActiveCorp)によって買収された。