Tilray, Inc.【TLRY】

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稼ぎの半分はビール、破綻BrewDogは翌四半期に黒字。Tilray決算が映す大麻会社の変身

稼ぎの半分はビール、破綻BrewDogは翌四半期に黒字。Tilray決算が映す大麻会社の変身

大麻の会社は、規制緩和のニュースひとつで株価が動く銘柄として知られてきました。大麻大手のTilrayも例外ではありません。ところが2026年6〜8月期の決算に映っていたのは、醸造所とパブを抱える会社の姿でした。売上高は前年同期比23%増の2億5,710万ドルと、6〜8月期として過去最高を更新しています。 伸びを支えたのは、経営破綻を経て傘下に入った英国のクラフトビールBrewDogです。大麻の会社がビールを買い集める理屈。破綻した企業を立て直す手順。そして酒と大麻をめぐるカナダの税の事情。決算説明会では、規制産業の台所事情が経営陣の口から語られました。 大麻会社の稼ぎ頭はビールになった 世界最大の大麻栽培会社を自任するTilrayで、いちばん稼いでいるのは大麻ではなくビールです。2026年6〜8月期は、粗利益(売上から原価を引いた儲け)の半分超を飲料事業が占めました。大麻は税も管理コストも重い商売です。その負担をビールと分け合う形に、会社そのものが組み替えられています。

”大麻企業”のTilrayが破綻したBrewDogを取得、欧州大手とも協業しビール事業再建へ

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Tilray Brands(ティルレイ・ブランズ)といえば、かつて大麻合法化の波に乗り株価が急騰したことで知られる銘柄です。2018年のIPO直後には時価総額が一時数百億ドル規模に膨らみ、カナダ発の大麻企業として世界中の投資家の注目を集めました。あの熱狂から7年、同社の姿は当時とは大きく変わっています。 現在のティルレイは大麻に加え、クラフトビール、医薬品流通、ウェルネス食品を束ねる「ライフスタイル消費財企業」を標榜。2019年時点で約5,000万ドルだった売上高は、直近の買収効果を通年で織り込むと年間約12億ドル規模。事業の多角化を通じて規模を追う戦略は、大麻単体では成長が描きにくくなったカナダ市場の現実を映しています。 2026年度第3四半期(2025年12月〜2026年2月)の売上高は2.07億ドルとなり、前年比11%のオーガニック成長を達成しました。粗利益は5,500万ドルで前年比6%増、調整後EBITDAは1,070万ドルで同19%増と、収益性も改善しています。通期の調整後EBITDAガイダンス(6,200万〜7,200万ドル)も据え置かれました。

大麻企業「Tilray」決算:非合法市場に押され鈍化、今後は生き残り優先へ

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大物ベンチャー投資家ピーター・ティールも支援した「大麻」カンパニーとして話題になった「Tilray」が分岐点に立っています。

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