IBM 事業内容・ビジネスモデル

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時価総額 1041億2036万9000 ドル
銘柄コード IBM(NYSE)

IBMは米国ニューヨーク州アーモンクに本社をおく企業。1911年にCTR社として設立。1914年にトーマス・ワトソン・シニアがジェネラルマネジャーとして参加し、翌年に社長となった。1960年にはコンピュータ業界において主にメインフレームで大きなシェアを握るも、1990年代のパソコンの普及には乗り遅れ業績が低迷、現在はコンサルティングを含む提案、構築、保守などサービス型のビジネスに主軸をおいている。


事業内容とビジネスモデル

沿革・企業概要

IBM(International Business Machines Corporation)は、1911年6月16日に「Computing-Tabulating-Recording Co.(C-T-R)」として米国ニューヨーク州で設立された会社。1924年に現在の社名に変更。

IBMは、データ、情報技術、業界やビジネス・プロセスにおける深い専門知識、信頼と安全性、そしてパートナーやアライアンスの幅広いエコシステムを活用した統合ソリューションと製品を提供することで、顧客に価値を提供する企業である。特に、コンピュータ関連のサービスおよびコンサルティングの提供と、ソフトウェア、ハードウェアの開発・製造・販売・保守、およびそれらに伴うファイナンシング、メインフレームコンピュータからナノテクノロジーに至る分野でサービスを提供しており、研究機関としても有名で、現金自動預け払い機(ATM)、ハードディスク、フロッピーディスク、磁気ストライプカード、リレーショナルデータベース(RDB)、SQLプログラミング言語、バーコード、DRAMなどを発明している。

事業内容

IBMの主な事業は、「クラウド&コグニティブソフトウェア」「グローバルビジネスサービス」「グローバルテクノロジーサービス」「システム」「グローバルファイナンシング」の5つの事業セグメントで構成されている。

クラウド&コグニティブソフトウェア

「クラウド&コグニティブソフトウェア」は、IBMのソフトウェア・プラットフォームとソリューションを統合し、統合された安全なクラウド、データ、AIソリューションを顧客に提供している事業。

グローバルビジネスサービス

「グローバルビジネスサービス(GBS)」は、業界知識、機能的専門知識、アプリケーションとビジネス・デザイン、コグニティブおよびクラウド技術の力を組み合わせたIBMクライアントのデジタル再発明パートナーである。コンサルティング、ビジネスプロセス、アプリケーション管理サービスを提供する事業。

グローバルテクノロジーサービス

「グローバル・テクノロジー・サービス(GTS)」は、顧客のビジネス価値を創造する総合的なITインフラとプラットフォームサービスを提供する事業。

システム

「システム」は、ハイブリッドマルチクラウドやエンタープライズAIワークロード(AI workloads)の新しい要件を満たすのに役立つ、革新的なインフラストラクチャプラットフォームを顧客に提供する。また、主にIBMのシステムで使用するために、IBM Researchと共同で高度な半導体やシステム技術を設計している。

グローバルファイナンシング

「グローバルファイナンシング」は、主に IBM Credit LLC(IBM Credit)を通じて行われるファイナンス事業と、リマニュファクチャリングおよびリマーケティング事業の 2 つの主要事業から構成された事業。

ビジネスモデル

IBM のソリューションは一般的に、顧客のビジネスを変革し、顧客や従業員との新たな関わり方を支援する新しい機能を可能とするものである。これらのソリューションは、コンサルティングおよび IT 実装サービス、クラウド、デジタルおよびコグニティブ・オファリング、エンタープライズ・システムおよびソフトウェアの業界をリードするポートフォリオから生まれており、これらはすべて世界有数の研究機関によって強化されている。

IBMのビジネスモデルは、ステークホルダーに長期的な価値を提供するために構築されたものでる。IBMは、革新的なテクノロジー、業界の専門知識、信頼と透明性へのコミットメントを結集し、企業の顧客がある時代から次の時代へと移行できるよう支援する。ビジネスモデルは、クライアントに提供する価値に基づいて長期的な成長と収益性が見込まれる能力と技術への戦略的な投資を通じて、長期的に発展してきたものである。サービス、ソフトウェア、システム、関連する資金調達、基礎研究を含むグローバルな能力を活用して、統合されたソリューションとプラットフォームを提供していく。

ビジネスモデルは、クラウド配信モデルへの移行を含め、継続的に変化する業界や経済環境に適応したダイナミックなものとなっている。IBMは、より価値の高い分野への戦略的な有機的投資や買収、業界の専門知識の拡大、AIをより多くのサービスに統合することで、引き続きポジションの強化を図っていくことを予定している。さらに、イノベーションとスピードを推進するために、より俊敏な企業へと変革し、生産性の向上を支援することで、長期的に大きなチャンスがある市場への参入のための投資を予定している。定期的にポートフォリオと投資を評価し、積極的に製品の寿命を延ばし、知的財産権(IP)のパートナーシップに関与し、ポートフォリオを最適化するために売却を実行していく。


参照 FORM 10-K(提出日:2020年2月25日)