Snap Inc. 事業内容・ビジネスモデル

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時価総額 378億1323万3557 ドル
銘柄コード SNAP(NYSE)

スナップは米国カリフォルニア州ロサンゼルス市ヴェニスに本社をおくテクノロジー企業。2011年に画像メッセージングアプリ「ピカブー」をiOS向けに公開。同年、サービス名を「スナップチャット」に変更。2013年にはビデオ共有機能とストーリー機能、2014年にはチャット機能とライブストーリー機能を追加。2016年、サングラス型カメラ機器「スペクタクルズ」を発売。同社は「カメラ企業だ」と主張している。

沿革・企業概要

Snapは、米国カリフォルニア州サンタモニカ本社を置く、カメラアプリ・ソーシャルメディア企業である。2016年9月に設立当初のSnapchatから、Snapにリブランディングされ、2017年3月に株式上場した。

製品・サービス

Snapは、写真共有アプリ『Snapchat』、カメラ付きスマートサングラス『Spectacles』、アバター絵文字作成アプリ『Bitmoji』の3つの製品を展開している。

Snapの主力製品である『Snapchat』は、「Snaps」と呼ばれる短い動画や画像を通じて、友人や家族と視覚的にコミュニケーションを図れる、世界で最も使われているカメラアプリの1つである。「Snaps」はデフォルトで閲覧後に削除されるため、ユーザーは画像を作成して送信する際に、きれいに見せなければならない、完璧に見せなければならないというプレッシャーがない。

『Snapchat』はカメラ画面に直接開くので、ユーザーは、「Snaps」を作成して簡単に友達に送れる。Snapとコミュニティの両方が作成した様々なクリエイティブツールを使用して、「Snaps」を独自にパーソナライズすることが簡単にできる。

『Snapchat』上で友達と交流するときには、ストーリーズの作成や視聴、グループチャット、音声通話やビデオ通話、様々な文脈のステッカーや『Bitmoji』のオリジナル絵文字を使ったチャットコミュニケーションが利用できる。

カメラ画面をプルダウンすると、近くにいる友達、人気のあるストーリー、最近投稿された「Snaps」が、今いる場所のライブマップ「Snap Map」に表示され、友達が何をしているかを確認できる。

ユーザーは、作成したSnapを「Memories」と呼ばれる検索可能な個人コレクションに保存することができる。「Snaps」を作るスマートグラス『Spectacles』を使うことで「Memories」を簡単に作成できる。『Spectacles』は、『Snapchat』とシームレスに連携し、人間の視点で動画を撮影できる。

ビジネスモデル

Snapは、主に広告を通じて収益を上げている。『Sponsored Lenses』は、Snapの拡張現実プラットフォームを活用して、視覚的に魅力的な3D体験を生み出す。Snap広告では、広告主はユーザーと同じように、サウンド付きのフルスクリーン動画を使ってストーリーを伝えることができる。

Snapでは、自動化された広告購入とキャンペーン管理を可能にするセルフサービスツールの改善に多額の投資を行っている。より洗練されたターゲティング、異なるクリエイティブやキャンペーン属性をリアルタイムでテストして学習する能力を提供することで、広告主の投資収益率を向上させている。Snapの配信フレームワークは、ユーザーのリアルタイムおよび過去の属性とアクティビティに基づいて、任意のユーザーに表示する最適な広告を決定することで、表示される広告の効果を向上させながら、無駄なインプレッションを減らすことができる。

Snapは、広告商品や広告技術を常に開発・拡充している。広告主に強力でスケーラブルな投資収益率を提供するために、Snapの広告技術ロードマップでは、配信フレームワーク、測定機能、セルフサービスツールの改善を中心に取り組んでいる。

経営戦略

Snapは、モバイルアプリの世界で競争するために、商品開発、広告技術、大規模インフラを中心に研究開発を行い、最も魅力的な製品を生み出すための技術革新を行っている。

また、世界中のより多くの市場で成長を続けるために、低価格帯のデバイスでのサービスと技術のパフォーマンスを向上させるために多額の投資を行い、通信事業者やその他のインフラストラクチャ・パートナーと協力して、Snapのコミュニティに低コストでサービスを提供している。