2022年08月05日 18:26
「イノベーティブな会社であり続ける」 ソフトバンク、社内起業制度の今
Gmz yxngiwycdhdrmvxmsq
ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長=Strainer

「孫正義は何を発明したか? 会社体として初めて、300年間成長し続ける組織構造だ」。創業30周年の節目、2010年にソフトバンク(現ソフトバンクグループ)創業者の孫氏は「新30年ビジョン」を発表した。

300年後を見据えた「一里塚」として、次の30年で時価総額200兆円、グループ5000社の企業集団になる目標を掲げている。世界のAIユニコーンへの出資がそのための手段の代表例だが、2011年には社内起業制度も創設された。

3月までに累計で約7300の新規事業アイデアが社員から応募され、20件が事業化に漕ぎ着けた。ソフトバンク傘下のSBイノベンチャー(東京都港区)が社内起業家の養成を支援するが、その体制やあり方は11年で大きく変化している。

「DNAを設計することが私の最大の役割だ」と語る孫氏の下、SBイノベンチャーが果たす役割と目的は何か。2024年に名古屋で開設するスタートアップ育成拠点「STATION Ai」の運営会社の社長も務める、佐橋宏隆取締役に聞いた。