イラク戦争が窮地を救った?「Googleマップ」の歴史(中編)

イラク戦争が窮地を救った?「Googleマップ」の歴史(中編)

前回からの続き)

2000年に本格始動したデジタル地図ベンチャー「Keyhole」。

ジョン・ハンケは、調達した500万ドルで辛うじて事業化しますが、2002年12月には再び資金繰りが悪化。

メンバーの解雇や廃業について考えなくてはならないほど困窮していました。会社にジョン個人のお金を貸し付け、なんとか給料を払っている事態。

議論の結果、給与カットに同意した社員には、割合に応じて株式が提供されることに。多くはこれに同意し、全額カットする社員もいたと言います。

「イラク戦争」で経営状況が上向く

窮地に立ったKeyholeを救ったのは、皮肉なことに「イラク戦争」でした。

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