おはようございます。 コストコの決算説明会。チュロスの期間限定復活が発表された直後、アナリストから「客単価はどれくらい上がりますか」と質問が飛び、CFOは「いい質問ですね」とにっこり。硬い数字の合間に和やかな一幕がありました。
決算資料より
「会員権は私たちが売る最も重要な商品だ」。Costcoの経営陣が繰り返してきたこの言葉が、2026年5〜8月期の決算説明会では思いがけない場所で裏付けられました。買い物の相談相手が検索エンジンからAIへ移りつつある中で、広告費を一切かけない小売企業に何が起きているのか。
一方でアナリストの視線は別のところに向いていました。有料会員数の伸びは鈍り続け、政府から取り戻した関税をそのまま会員への値下げに回す施策には「本当に売上に効いているのか」という問いも飛びました。値下げを重ねる企業の帳尻は、どこで合っているのでしょうか。
WD-40カンパニー(ナスダック:WDFC)は、米カリフォルニア州サンディエゴに本社を置く潤滑・防錆製品の会社です。主力の「WD-40マルチユース・プロダクト」は青と黄の缶に赤いキャップの外観で知られ、176を超える国・地域で販売されています。
同社は自らを製造業ではなく「グローバル・マーケティング組織」と位置づけ、生産の大半を外部に委託しています。2025年8月期の売上高は6.2億ドルで、その95%超をメンテナンス製品が占めました。
足元では業績が加速しています。2026年3〜5月期の売上高は前年比24%増の1.95億ドル、営業利益は47%増の4030万ドル。一方で、中東情勢を受けた石油系原料の高騰、家庭用品事業の売却断念、CFO交代を含む経営陣の刷新が同時に進んでいます。同社は2027年8月期から、新たな事業モデルの枠組みに移行する計画です。
公式HP
チャーチ・アンド・ドワイト(CHD)は、1846年創業の米国の日用品メーカーです。本社はニュージャージー州ユーイングにあり、ニューヨーク証券取引所に上場しています。
重曹の米国最大手として知られ、「アーム&ハンマー」を中核に洗濯洗剤、猫砂、口腔ケア、ニキビケアなど幅広いブランドを展開しています。2025年12月期の売上高は62億ドルで、売上の約4分の3を米国が占めます。
同社は2025年にビタミン・サプリなど年商約4億ドル分の事業から撤退し、成長ブランドへの集中を進めました。こうしたなか、2026年4〜6月期のオーガニック売上高(買収・売却・為替の影響を除く)は前年比5.8%増と、会社計画の3%を大きく上回りました。
これを受けて同社は、2026年12月期のオーガニック成長率見通しを4〜5%へ引き上げました。リック・ディアカーCEOは「将来についてこれまでになく楽観的だ」と述べています。
Strainer
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