おはようございます。 直近ではアスクルが被害に遭いましたが、RaaS(Ransomware as a Service)によって技術力がなくても簡単に攻撃が行えるようになりました。ランサムウェアがサービスとして提供されており、今後も攻撃の増加が予想されるのでより一層対策や警戒が必要そうです。
開示資料を元に作成
メタ・プラットフォームズが現地時間10月29日、2025年7〜9月期決算を発表しました。売上高は512億ドルで前年比26%増 、営業利益は205億ドルで同18%増。159.3億ドルの一時的な税金費用が計上され、純利益は27億ドル(前年比83%減)となっています。
今回もアピールしたのは、AIを活用した事業改善です。レコメンド機能によってユーザーのエンゲージメントは一層高まり、広告成果をさらに向上させています。中長期的には、どこよりも高度な「超知能」を実現することが会社として最大テーマの一つです。
AI需要に対応するためのインフラ投資も拡大する見通しです。メタは2026年に向け、総費用(Opex)が2025年よりも「著しく速いペース」で増加する見込み。設備投資(Capex)のドル建て成長額も2025年より「著しく大きく」なるとの見通しも示しました。
マーク・ザッカーバーグCEOは「メタを”超知能”開発の最前線にあるAIラボにする」という野心的な展望を語ります。そのためのインフラ投資は「積極的かつ前倒しで構築する」必要があるというわけです。本記事では、そんなメタ社の現状について最新決算をもとに紐解きます。
マイクロソフトが現地時間10月29日、2025年7〜9月期決算を発表しました。売上高は777億ドルで前年比18%増。営業利益は380億ドルで同24%増となりました。
とりわけ力強いのがクラウド部門「Intelligent Cloud」です。特に「Azureとその他クラウド」は前年比40%もの増収。AIサービスへの需要が成長を牽引しています。決算発表前日にはOpenAIがAzureに関して新たに2,500億ドルもの契約を結んだことも発表されました。
AI需要に対応するためのインフラ投資も拡大しています。7〜9月の設備投資(Capex)総額は349億ドル。何年か前なら年間の設備投資にも匹敵する大きさです。この投資について、サティア・ナデラCEOは「AI工場」を構築していると表現しました。
エイミー・フッドCFOは、AIインフラの供給が需要に追いついていない状態(キャパシティ制約)が続いていると言及。AIをめぐる期待は、そのために必要なコストと共に加速しています。本記事では、発表された資料に基づき、マイクロソフトの最新決算を紐解きます。
Finboard
コンサルティング事業を手がけるノースサンドが10月21日、東証グロース市場への新規上場を承認されました。同社の理念は「世の中にまだない新しい価値を提供する」こと。IT領域から非IT領域まで幅広く支援することで業容を伸ばしています。
ノースサンドは2015年に設立され、この5年間で目を見張るような成長を実現しました。2025年1月期の売上高は164億円(前年比79.5%増)、営業利益は27.7億円(前年比153.7%増)を達成。2023年1月期からの売上高CAGR(年平均成長率)は92.1%にものぼります。
高成長の背景として同社が説明するのが、「人間力重視」「チーム主義」 を掲げる組織モデルです。コンサルティング業界といえば、”地頭”やスキルへの偏重、個人主義といったイメージがあります。常識とは逆行するアプローチによって、コンサルタント数の増加や高い稼働率の維持などに寄与していると言うのです。
果たしてノースサンドとはどんな会社で、これから何を目指しているのでしょうか。今回は、新たに開示された資料を中心に、同社の来歴とビジネスモデル、今後の展望を紐解きます。
Strainer
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