おはようございます。 京大などが仏教対話AI「ブッダボット」を開発しました。スマホカメラを周囲に向けると画面に仏像が現れ、チャットで相談に乗ってくれます。
仏教経典を学習したAIの返答は1000通り。京大は「伝統知とテクノロジーを融合させ、重層的な精神世界を構築する」とし、仏教×仮想世界の研究開発を進めます。
RiceWineの日本酒ブランド「HINEMOS」=同社
日本酒を製造する2018年設立のスタートアップ、RiceWine(ライスワイン、神奈川県小田原市)が3億円を調達した。中国や台湾でも販売しており、グローバル展開のさらなる拡大に向けた採用などに資金を充てる。
卸や酒屋経由で流通させる従来メーカーに対し、同社はECや商業施設で消費者に直接売るD2Cの形態をとる。2019年に投入したブランド「HINEMOS」から味わいが大きく異なる10銘柄をそろえ、飲み比べの楽しさで訴求している。
HINEMOSの累計販売は15万本以上。2021年には冷蔵倉庫内に酒蔵を建設し、通年で日本酒製造ができる体制を構築した。これにより、製造ペースは3〜4倍に増えたという。
2025年には、現在数%の海外売上高比率を50%まで高める目標を掲げる。海外直営店の設置、販売連携するパートナーの開拓などを進める意向だ。
A.L.I.Technologiesのホバーバイク「XTURISMO Limited Edition」=同社
ドローン開発のA.L.I.Technologies(東京都港区)は8日、米国法人がSPAC(特別買収目的会社)を通じて米NASDAQ市場へ上場すると発表した。 取引は 2022年4Qから2023年1Qまでの間に完了する予定だ。米国での上場を通じてグローバルでの事業展開を加速する。
A.L.I.が米国で6月に設立した親会社「AERWINS Technologies」 が、日本のスタートアップの米国上場を目的に組成されたSPAC「Pono Capital Corp」と契約を結んだ。同社は2021年にNASDAQに上場しており、AERWINSがPonoの子会社と合併し事業会社として存続する。
A.L.I.は2016年創業のスタートアップで、ドローンや地上数メートルの高さを走行するホバーバイク「XTURISMO」の開発・販売を手掛ける。2021年10月から国内向けの受注を開始し、2022年6月からは世界からの購入申し込みを受け付けている。
eiicon company
三重県は今年、AIやIoT等のデジタル技術を活用し、新たなビジネスモデルの創出や社会課題・地域課題の解決を図るプログラム「TOKOWAKA MIE BUSINESS BUILD」を開催。現在、オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」にて、全国から協業パートナーを募集している。
今回のホストは、老舗米菓「おにぎりせんべい」のマスヤグループ本社、クラフトビール「伊勢角屋麦酒」の二軒茶屋餅角屋本店、保冷剤「スノーパック」の三重化学工業、造園緑化事業を手がけるの南出の4社。食品工場のDX化、女性をターゲットにしたマーケティング等のテーマで、それぞれ協業先を探索する。
本プログラムでは、1社あたり最大40万円の事業検証費用や、経験豊富なメンターからの手厚いサポート、BUSINESS BUILD参加に向けた渡航費(往復・2日分の宿泊費)などもご用意。是非、以下ページより応募検討してみてはいかがだろうか。
応募方法(応募無料) ・以下の「応募詳細ページ」にアクセス ・各社の募集テーマを確認の上、「ENTRY」ボタンより必要項目を入力 ・応募締切:2022年9月19日(月)23:59
応募詳細ページ
Opnのロゴ=Strainer
今春に1億2000万ドルの資金調達を経て、2013年創業のOpn(オープン、旧SYNQA)が数少ない日本のユニコーン企業の1社となった。BtoBで提供するオンライン決済サービスはいま、3秒に1回の頻度で利用されている。
主力のタイではマクドナルドやBMW、アディダスなどグローバル企業にも採用され、トヨタ自動車のキャッシュレスアプリの開発まで担う。サービスの世界展開を掲げ、現在の5カ国から、3年で10カ国まで拡大する意向だ。
日本人の長谷川潤CEOがタイで創業して事業基盤を築き、本拠地を日本に移した特異な経歴の企業でもある。ビジネスモデルや優位性を解説する前編と、長谷川氏のインタビューの後編に分けて、Opnを紹介する。
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