On Holding AG Class A【ONON】

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On、値引きの荒波で「定価」を貫く。決算が映す新興スポーツシューズの独自戦略

On、値引きの荒波で「定価」を貫く。決算が映す新興スポーツシューズの独自戦略

スイス発のスポーツブランド、On Holding(オン・ホールディング)は2010年創業のランニングシューズメーカーです。ソールに穴を開けた独自技術「CloudTec」を起点に、ランニングからテニス、トレーニング、アパレルへと領域を広げてきました。 2021年にニューヨーク証券取引所へ上場し、現在は約4000人の従業員を抱えるグローバル企業へ成長しています。2026年5月には創業者のデイビッド・アレマン氏とカスパー・コペッティ氏が共同CEOに就任し、創業者主導の経営体制へ回帰しました。 8月11日に発表した2026年4〜6月期決算は、売上高が過去最高の8.5億スイスフランに達しました。恒常為替ベースで前年比21.6%増、粗利率は65.4%です。一方で米国卸売の販売鈍化を受け、2026年の売上成長率見通しを「20%台前半」へ引き下げました。それでも粗利率見通しは「65%以上」へ逆に引き上げており、この一見矛盾する判断にOnの戦略が凝縮されています。

絶好調!スイス発スポーツブランド「On」が描くプレミアム戦略の現在地

絶好調!スイス発スポーツブランド「On」が描くプレミアム戦略の現在地

スイス発のスポーツウェアブランドOn Holdingが2026年1〜3月期に売上8億3190万スイスフラン(≒1680億円)を計上しました。為替中立ベースで前年同期比26.4%の伸び。同時に発表された通期見通しは、売上・収益性ともに上方修正されています。 同社の成長は特定の地域や商品カテゴリに偏らず、複数の方向に同時に広がっています。創業16年、上場5年弱を経てもブランドの勢いは加速。決算発表では地域別・カテゴリ別ともに幅広く2桁成長を示すデータが並びました。経営陣の言葉からも、ブランドが特定の枠を超えて広がりつつある手応えが伝わってきます。 スポーツウェア業界全体に目を向けると、販促圧力や消費の二極化に苦しむ大手が目立ちます。そのなかでOnは値引きに頼らず、製品の革新性とブランド体験への投資で成長を続ける独自の軌道を強めています。市場ではこのスタンスの持続性に対する関心が高まっており、決算説明での質疑応答にもそれが表れました。

スイス発のランニングシューズ「On」が躍進!高級路線とDTC拡大で収益性も向上

スイス発のランニングシューズ「On」が躍進!高級路線とDTC拡大で収益性も向上

ランニングシューズを選んだことがある方なら、「On」(オン)というブランドをご存知かもしれません。Onは2010年、元トライアスロン選手を含む3人がスイスで創業しました。 それから約15年が経過した今、Onはすっかり有力ブランドの一角に上り詰めました。世界80か国以上に展開し、数百万人ものファンを獲得した彼らは、スポーツウェア業界における新興企業として随一の存在です。「雲の上の(ような)走り」というコンセプトで、日本でも人気が高まっています。 Onの躍進を支えるのは、「CloudTec®(クラウドテック)」に代表される独自のクッショニング技術と、機能美を追求したデザイン。プロランナーから日常のジョガーまで幅広い支持を集め、テニス界の至宝ロジャー・フェデラー氏が経営に参画。ブランド力を決定的なものとしてきました。

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