私たちの心を揺さぶり、時に社会を動かす力を持つエンターテインメントである「映画」。魅力的な物語や映像体験を観客に届ける上で、欠かせない役割を担っているのが「映画配給会社」です。 映画配給会社は製作者と映画館をつなぐ架け橋として、どの作品を、いつ、どのように観客に届けるかという戦略を練り、実行するプロフェッショナル集団と言えるでしょう。彼らの目利きや宣伝戦略が、作品のヒットや文化としての定着を大きく左右します。 しかし一口に映画配給会社と言っても、そのビジネスモデルや戦略は実に多様です。 強力なIP(知的財産)を核に据える企業、企画から興行まで一貫して手がける垂直統合モデルを強みとする企業、出版などのメディアミックスで価値を最大化する企業、あるいは独自のコンテンツやニッチ市場開拓で個性を発揮する企業など、各社が独自の戦略でしのぎを削っています。
東宝が4月12日、2022年2月期決算を発表。売上高は2,284億円(前年比19%増)、営業利益は399億円(同78%増)と大幅増益を果たした。 展開する事業は映画と演劇、不動産。どれもコロナ禍が逆風となる中、「呪術廻戦」「シン・エヴァ」など人気シリーズ映画のヒットが業績を支えた。
今回は映画・不動産事業を展開する「東宝」についてまとめてみたいと思います。
今回は映画でお馴染みの東宝について財務分析を行いたいと思います。 まずは簡単な歴史から入っていきましょう!!
東宝の2016年2月期の営業収入は2294億円、経常利益424億円。