本記事では、高い利益率を誇る電機業界の企業5社を、その事業内容や収益の背景とともに紹介します。 今回取り上げる5社を見ていくと、奇しくも最先端の半導体分野やFA(ファクトリーオートメーション)といった領域で、特定の技術やビジネスモデルを武器に高い付加価値を生み出している様子が見えてきます。一方で、その事業アプローチは各社各様です。各社がどのようにして高い収益性を実現しているのか、その概要を見ていきましょう。 FA市場を牽引する「キーエンス」 まず1社目は、FA用センサを手掛けるキーエンス(6861)です。1974年に設立された同社は、「最小の資本と人員で、最大の付加価値をあげる。」という経営理念のもと、FAのリーディングカンパニーとして事業を展開してきました。
自動車の自動運転化や工場のスマート化、そして社会全体の脱炭素化。今、世界はDXやGXといった大きな変革のうねりの中心にあります。これらの潮流の根幹を支え、物理世界のあらゆる情報をデータへと変換するキーデバイス、それが「センサー」です。 かつては単なる部品であったセンサーは、今やAIやIoT技術と融合し、モノの目や耳として機能する"知能"を持つ存在へと進化を遂げました。自動車の安全性を飛躍的に高めるADASから、生産性を最適化するスマートファクトリー、効率的なエネルギーマネジメントまで、その応用範囲はあらゆる産業に拡大し続けています。 本記事では、この巨大な成長市場において、独自の技術や戦略で存在感を示す国内企業に焦点を当て、その強みと将来性を探ります。 工場自動化の心臓部を握るセンサーの巨人「キーエンス」
自動車、半導体、電子・電気機器、通信、機械、化学、薬品、食品など、製造業のあらゆる分野において25万社以上と取引を行う「キーエンス」が2019年3月期決算を発表しました。
今回は、大阪にある計測・制御機器大手のキーエンスという企業をとりあげます。 一般消費者にはなじみのない名前ですが、製造業では有名な企業です。
格差社会が叫ばれる昨今ですが、世の中には平均年収1000万円を優に超える「高待遇」企業もあります。総合商社、メガバンク、テレビ局、大手広告代理店、一部のインターネット企業、キーエンス、などが高給取りとして知られています。 有価証券報告書には必ず平均年間給与が記載されているのですが、キーエンスの報告書をざっと見ていたら平均年収1756万円となっていて、数年前に比べて大きく増えていることに気づきました。
国内随一の高収益企業として知られるキーエンスの業績を調べてみた。 データは全て公式サイトの決算短信より。