高待遇企業7社における5年間の平均年収推移 - キーエンスでは455万円の増大

格差社会が叫ばれる昨今ですが、世の中には平均年収1000万円を優に超える「高待遇」企業もあります。総合商社、メガバンク、テレビ局、大手広告代理店、一部のインターネット企業、キーエンス、などが高給取りとして知られています。

有価証券報告書には必ず平均年間給与が記載されているのですが、キーエンスの報告書をざっと見ていたら平均年収1756万円となっていて、数年前に比べて大きく増えていることに気づきました。

キーエンスは高収益体質を安定して維持し、事業も成長しているので社員の待遇が上がるのは当然なのかもしれません。

世の中には成長する企業があれば、衰退する企業もあります。一口に高待遇と言っても、その額は年々変化しているはずなので、代表的な企業についてその推移を比較してみました。


今回は各ジャンルの代表的企業を1社ずつ選びます。

【総合商社】三菱商事

【メガバンク】三菱UFJフィナンシャルグループ

【テレビ局】フジ・メディア・ホールディングス

【広告代理店】電通

【デベロッパー】三井不動産

【インターネット】サイバーエージェント

あとキーエンス。以上7社を調べてみましょう。

なんとも地味なグラフですが、やはりキーエンスの伸びが著しいですね。1322万円から1777万円に増加。社員の平均給与が5年で455万円増えるというのは素晴らしい話だと思います。日本人の平均年収が442万円とのことなので、それ以上です。さらに5年後には2000万円の大台を超えたりするのかもしれません。

サイバーエージェントもかなり伸びていて、2012年の648万円から 779万円と、5年間で131万円の伸び。全社員の給与が毎月10万円分増えたと考えれば、これはすごいことです。毎年必ず増加しているのもポイント。


他の企業は微減だったり微増だったり、そりゃそうだよなという話ではありますが、地味ですね。意外と地味な結果に終わってしまいました。20年くらいデータあるとまた違ったグラフが見えたのかもしれません。

あと、やはりインターネット企業は勢いがあると言っても社員の待遇面ではエスタブリッシュメントにはまだまだ敵わないというのが現実です。ここが同水準くらいになると「時代が変わった」とはっきり言えるのかも。現に米国では動画配信サイトのネットフリックスの平均年収が約3540万円と、かなり高い給与水準を実現しています。

サイバーエージェントの10年後に期待です。