事業内容
DDグループは、飲食・アミューズメント事業とホテル・不動産事業の二つの主要セグメントを持つ多角的なビジネスを展開しています。同社グループは、DDグループ自体と連結子会社11社、非連結子会社1社、持分法適用関連会社1社及び持分法非適用関連会社1社の計15社で構成されており、純粋持株会社としての機能を果たしています。
飲食・アミューズメント事業では、レストラン、カフェ、居酒屋などを自社で業態開発し、国内の都心部や首都圏主要都市を中心に直営店を展開しています。また、「BAGUS」ブランドのもと、高級感あるビリヤード、ダーツ、シミュレーションゴルフ、カラオケ、インターネットカフェ、スポーツバーなどのアミューズメント施設を都内中心に直営で運営しています。このセグメントには、国内外の複数の関連会社が含まれます。
ホテル・不動産事業では、「湘南を世界のSHONANへ」というスローガンのもと、湘南のビーチカルチャーを基盤とした多様な事業を展開しています。神奈川県でのホテル運営をはじめ、飲食事業、貸コンテナ事業、賃貸事業、戸建て不動産販売事業、シェアハウス事業など、幅広いサービスを提供しています。このセグメントには、湘南レーベル株式会社や湘南ファンド第1号特定目的会社など、複数の国内関連会社が関わっています。
DDグループは、これらの事業を通じて、多様な顧客ニーズに応えるサービスの提供を目指しています。
特集記事
経営方針
DDグループは、顧客の多様化するニーズに応えるため、飲食・アミューズメント事業とホテル・不動産事業の二つの中核事業を軸に、革新的なブランドカンパニーへの変革を目指しています。同社は、「お客様歓喜」を経営理念に掲げ、少子高齢化や人口減、消費者の嗜好の変化、デジタルテクノロジーの進化など、社会の変容に対応する中長期的な戦略を構築しています。
新連結中期経営計画(2024年2月期~2026年2月期)の下、DDグループはグループ経営力の強化とLTV(顧客生涯価値)の最大化を主要重点施策としています。これには、グループ各社のノウハウ共有や市場ごとに最適なブランドの活用を通じたシナジー効果及び顧客接点の最大化が含まれます。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進や次世代人材育成プログラムのスタート、サスティナビリティ教育の推進など、時代に適合するブランドの持続的創造を目指す組織作りに努めています。
経営目標としては、2026年2月期に連結売上高400億円、連結営業利益28億円、ROE20%以上を掲げています。これらの目標達成に向け、中期的な業績回復・成長を見据えた持続可能な業態(ブランド)の創造、新規事業の立ち上げによる事業面及び財務面での安定化を図り、持続的な企業価値・株主価値向上を目指しています。
DDグループは、経営環境の変化や消費者ニーズの多様化に対応するため、人材採用と教育、既存事業の高収益体質化、新規収益ブランドの開発に積極的に取り組んでいます。これらの施策を通じて、同社は革新的であり創造的なブランドを創出し、業容の拡大を図っています。