UUUM 事業内容・ビジネスモデル

フォロー
時価総額 348億4800万 円
銘柄コード 3990(マザーズ(内国株))

沿革・会社概要

UUUM(ウーム)株式会社は、東京・六本木ヒルズに本社をおく企業。2013年設立。HIKAKIN、はじめしゃちょー、佐々木あさひをはじめとする4,300以上のYouTubeチャンネルに対して、マネジメント、動画制作サポート、オファーなどを提供するクリエイターサポート事業と、YouTuberの感性とクリエイティブを活かしたインフルエンサーマーケティング事業を展開している。

事業内容

UUUMグループは個人のメディア化を後押しし、新時代のエンタテインメントをリードする中心的存在を目指しており、コンテンツを発信している個人を総称してクリエイターと呼んでいる。クリエイターの活動をサポートし、クリエイターと様々なコンテンツを世の中に提供する「クリエイターサポートサービス」と、クリエイターと親和性あるコンテンツの開発・制作を行う「自社サービス」を展開している。

クリエイターサポートサービス

UUUMに所属するクリエイターは、専属プロデュース契約を締結する専属クリエイターと、MCN規約(マルチチャンネルネットワークの略。複数のYouTubeチャンネルと連携し、動画制作、企業とのタイアッププロモーション、視聴者の獲得などの面で支援を提供する事業)に同意するネットワーククリエイターの2種類の形式が存在する。またそれぞれが1つもしくは複数のYouTubeチャンネルを保有している。UUUMではクリエイターに対して、タイアップ案件における企業との架け橋、リアルイベント企画、グッズの販売など様々なサポートをしている。

クリエイターサポートサービスにおける収益は大きく2つある。

アドセンス収益

アドセンス収益は、YouTube上に流れる広告による収益の一部をYouTubeから受領する。一般的に、YouTube上の動画視聴で発生する広告収益のうち一部がアドセンス収益としてクリエイターに還元される。一方で、UUUM所属のクリエイターがYouTubeに投稿した動画の場合、UUUMがクリエイターのアドセンス収益を一括して受け取り、受領額をUUUM収益として計上し、その一部をクリエイターに支払う仕組みだ。

広告収益

タイアップ動画を中心とする広告収益では、顧客企業より対価としてプロモーション料を受領する。受領額をUUUM収益として計上し、その一部を動画制作費としてクリエイターに支払う。

タイアップ動画は一般的な動画広告とは違い、視聴者は自分の好きなクリエイターのコンテンツを見る傾向にある。また、視聴者はそれがタイアップ動画であると知りつつも能動的に視聴する。

加えて、一般的なテレビCMは視聴時間が15秒~30秒であるのに対して、タイアップ動画の視聴時間は5分~10分であるため、より多くの情報を視聴者に伝えることができる。

多くのクリエイターはYouTube上だけでなく、他のソーシャルメディア上でもファンを抱えている。また、アドセンス収益や広告収益以外にも、グッズの販売収益、イベントのチケット販売収益や協賛金売上、ファンクラブ会員収益、音楽販売収益、書籍等の印税収益などを、クリエイターサポートサービスとして計上している。グッズとしては、クリエイターのファンに向けて、オリジナルグッズの販売やLINEスタンプの販売をしている。また、クリエイターの魅力をリアルな場で体感してもらうことを目的に、所属クリエイターが出演するイベントを開催している。

自社サービス

自社サービスはUUUMオリジナルコンテンツへの投資や、クリエイターと親和性の高い新規サービスに投資を行い、収益拡大を目指す事業である。具体的には、チャンネル運営や実況動画と親和性の高いゲームの開発をしている。

チャンネル運営としては、講談社と共同運営する『ボンボンTV』や『UUUM GOLF』など、自社チャンネルや提携チャンネルの運営および番組を制作している。ゲーム実況はYouTube上の人気ジャンルの1つであり、多くのゲーム会社からタイアップ動画の案件を受けている。

経営方針

UUUMグループは、個人がクリエイターとしてコンテンツを発信していく時代において、「セカイにコドモゴコロを」という経営理念のもと、そのインフラとして個人をサポートし、新しい時代の動画メディア市場やエンタテインメント市場の創造を目指している。