「宇宙防衛」や「マンガ世界展開」など!直近3ヶ月で株価が上昇したIT・サービス企業5社から見る事業トレンド

ソリトンシステムズ

今回の記事では、直近3ヶ月で大幅に株価が上昇したIT・サービス関連企業5社を紹介します。掲載企業の動向からは、安全保障やコンテンツの海外展開といった、昨今の需要拡大を捉えた事業活動が見て取れます。他方で、資本政策の変更や不採算事業の整理といった経営判断が材料視されたケースもあり、市場の評価を集めた要因は多岐にわたります。「どんな会社があるのかな」と気軽にお読みください。

Webtoonで世界へ「Link-Uグループ」

まず1社目は、マンガアプリ等の開発を手がけるLink-Uグループ(4446)です。サーバー設計やAI技術といったエンジニアリング領域を原点として設立され、現在では自社IPの創出からグローバル配信まで、コンテンツ産業のDXを一気通貫で支援しています。

現在、同社が中核に据えるのは、出版社等のマンガアプリ運営を支える「マンガサービス事業」です。これに加え、海外向けプラットフォーム「Comikey」の展開や、Webtoon制作を行う「Studio Moon6」では『俺だけレベルアップな件』の国内流通独占権を持つなど、制作から世界への流通まで手がけるビジネスモデルを構築していると言います。

転機となったのは9月26日。世界最大規模のアニメブランド「Crunchyroll(クランチロール)」との提携を発表し、新サービス「Crunchyroll Manga」により北米市場へ本格参入することとなりました。この発表の翌営業日から株価は変動し、393円から10月中旬には一時1,490円の高値を記録しました。

矢継ぎ早な開示の背景にあるのは、2026年7月を期限とする「上場維持基準への適合」という数値目標です。計画達成に向け、子会社Link-U TechnologiesでのAI特化型新経営体制の発足や、新規事業開発部門の分社化(株式会社Link-U Productsの設立)など、期限を見据えた組織再編を実施していることが確認できます。

宇宙と防衛で躍進「スカパーJSATHD」

スカパーJSATホールディングス(9412)は、宇宙事業とメディア事業の両輪で展開する企業。日本初の民間衛星通信事業者と多チャンネル放送プラットフォームが経営統合して誕生しました。現在はアジア最大級となる17機の静止衛星を保有しています。

続きを読むには

Strainerプレミアムに
ご登録いただく必要があります。

初回30日間無料体験実施中!

無料で続きを読む
または
ログイン