売上原価率が2年前の60％に低下！旅行比較サイト『トラベルコ』を運営する「オープンドア」2019年度1Q決算

今回は、先日発表された「オープンドア」の決算についてまとめたいと思います。

オープンドアは、旅行比較サイト「トラベルコ」を運営している会社です。

（オープンドア 決算説明資料）

まずは、全体の概況をざっくり把握することから始めましょう。

四半期売上は11億1,400万円で、前年同期の8億8,600万円と比べると25.7%の増収です。

一方、営業利益は4億5,600万円と、前年同期の2億4,000万円と比べると90%の増益。

毎年4Q（1〜3月）に利益が減る傾向があります。

結果として営業利益率も季節によって大きくばらつきがあります。今回1Qでは40.9％と非常に高いですね。

ここまでで、オープンドアについて「売上が伸びていること」「利益率が高いこと」「季節によって利益にばらつきがあること」の三つが分かりました。

続いて、より具体的な状況についてチェックしていきたいと思います。

オープンドアのビジネスモデルをおさらい

まずは、オープンドアの売上がどうして伸びているのかについて確認したいと思います。

その前に、「トラベルコ」のビジネスモデルについて改めておさらいしておきましょう。