おはようございます。 メルカリとUSJが22日、包括連携協定の締結を発表しました。
USJはパーク物販品やチケット類の高額転売・買い占めを問題視し、対策を強化中。さっそく「鬼滅の刃」禰豆子ポップコーンバケツについて、出品価格が一時的に急騰している可能性があると注意喚起を行っています。
Shutterstock
米Appleは23日、イスラエル企業「NSOグループ」に対し訴訟を提起することを発表。NSOグループはスパイウェア「Pegasus」を開発。訴訟はユーザーへのさらなる損害を防ぐためだという。
重要な理由: セキュリティが重視される昨今、Appleはプライバシー保護を強みとしてアピールしてきた。NSOグループを脅威として見做しつつ、最新OSでは遠隔攻撃は認められていない点も強調する。
NSOグループは2010年設立。政府機関向けにテロリズムや犯罪を検知し、防ぐためのテクノロジーを開発することを建前にしている。
スパイウェア「Pegasus」はiPhoneやAndroid端末をターゲットとし、感染するとチャットや画像、メールや位置情報を盗み見ることができる。マイクやカメラを密かに起動することすら可能だという。
45もの政府機関が同スパイウェアの顧客と言われる。今年7月18日には、ジャーナリストや政府高官、人権活動家が所有するスマホ37台をハッキングしていたことが17報道機関の調査で明らかにされた。
ワシントンポストは殺害された同紙記者ジャマル・カショギ氏の死亡前後、親交のあった女性2名のスマートフォン向けにPegasusが使われていたと報じている。
NSOグループ側は反論。同じ7月には「これ以上、この話題に関して報道機関の質問に応えない」と強硬な態度に出た。
セキュリティをアピールするAppleにとって、NSOグループのような存在は脅威だ。声明では「iOS15以降の端末に対する遠隔攻撃は観察されていない」と主張。全てのユーザーがOSを更新するよう呼びかけている。
米ナイアンテックが22日、米投資ファンドCoatueから3億ドルを調達したと発表。評価額は90億ドルにのぼった。資金は既存ゲームタイトルや新作アプリに加え、「Lightship」プラットフォームの拡充にあてる。
重要な理由: ナイアンテックは大ヒットしたARゲーム『ポケモンGO』開発元として知られる。全くの仮想世界構築を目論む他社とは異なり、現実世界と紐づいたメタバース構築を掲げる。
創業者のジョン・ハンケは連続起業家。Googleによる買収後、マップやGoogle Earthなど位置情報を扱うチームを統括した。その後、社内起業という形で創業したのがナイアンテックだ。
2015年にポケモンや任天堂との出資を受けて独立。翌年にスタートしたのが『ポケモンGO』だった。その後の大ブームは多くの方が知る通りだ。
ザッカーバーグの発言をきっかけに、「メタバース」という言葉はにわかに衆目を集めた。2000年前後から「地球」の3Dモデル(Google Earthの原型)を作っていたハンケがこの機を逃すはずはない。
ナイアンテックは今月、世界初であり唯一のスケールしたARプラットフォーム「Lightship」をリリース。『ポケモンGO』実現を支えた技術が、外部の開発者も利用できるようになる。
Coetueのマット・マッツェオは「彼らが作るインフラは現実世界のためのメタバースの礎となる」とコメント。インターネットの「次の進化」を支える重要な存在であると示唆した。
Strainer(イラストはShutterstock)
大谷翔平選手が契約したとして、暗号資産取引所の「FTX」が先日ニュースになった。彼のプレーもすごいが、契約先となった「FTX」も破天荒な会社だ。
創業者のサム・バンクマン-フリードは29歳と若く、FTXを創業したのは2019年と極めて最近だ。評価額は既に250億ドル。あのザッカーバーグよりも短期間でビリオネアになった起業家でもある。
両親はスタンフォード大教授。MIT出身で、クオンツトレーダーとしてキャリアを積んだ後、暗号資産取引を行うアラメダ・リサーチを創業した。
その経歴からも伺える通り、バンクマン-フリードは恐るべき明晰な頭脳の持ち主だ。こちらの記事では、その半生や価値観についてご紹介した。ぜひチェックしていただきたい。
Strainer
この招待キャンペーンも結構長いことやってるわけですが、いまいち新鮮味がなくなって来ました。
いやぁ、流石にちょっと『モレスキン ノートブック』1,000冊は買い過ぎましたね。このままでは全冊お配りできるのがいつになることやら。
さて、ストレイナーのニュースレターを5人に紹介すると、ここでしか手に入らない限定『モレスキン ノートブック』が手に入ります。詳細は、以下のリンクからご覧ください。
🍵 無限の彼方へ
メールが転送されましたか?こちらで登録しましょう。
有料版のニュースレターはこちら
もっと詳しく知りたい方へ: プレミアムプラン