おはようございます。 米FRB(連邦準備理事会)は、経済支援のための巨額の国債買入れを当面の間、続ける方針を固めました。
彼らが長期目標とするのは、完全雇用(maximum employment)とインフレ率2%の実現です。少なくとも2023年までゼロ近い金利が続く見通しも明らかになりました。
6月以来、FRBは米国債を800億ドル、MBS(住宅ローン担保債権)を400億ドルずつ毎月購入してきました。上記の目標に対して「大きな進歩」が見られるまで、このペースを保つとのこと。
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米FDA(連邦食品医薬品局)は、バイオ製薬メーカー「モデルナ」の新型コロナワクチンの分析結果を発表、最短で18日にも緊急使用を許可する見通しである。
このワクチンは4週間の間隔を空けて2回接種する必要があり、その後に94.1%の予防効果が確認されている。65歳以上に対しては86.4%。
91.6%が接種部位の痛み、68.5%が倦怠感、63%は頭痛、59.6%は筋肉痛を訴えた。大半は軽度から中程度だったということで、安全性の問題はないという。
一例目となったファイザーのワクチンは、14日から接種が始まっている。モデルナのワクチンはファイザーのものより高温度で保管でき、600万回分のワクチンを3,200か所以上に出荷する計画。
日本向けには2021年、5000万回分(2500万人分)を供給する予定である。
モデルナは2010年創業の創薬ベンチャーで、従業員数は1,000人強。2019年の売上は6,020万ドル、営業損失は5.5億ドルだった。
3Q20の売上は(ワクチン開発に関連して)1.6億ドル(前年の9.3倍)と急増。この多くは米政府による支援金である。時価総額は足元で583億ドルと、凄まじい規模だ。
Strainer
スポーツ産業は、世界的に拡大の一途を辿っている。
文科省の資料によれば、MLBの産業規模は7,364億円(2010年)、英国のプレミア・リーグは3,275億円(2012年)。どちらもやや古い統計だが、かなりのハイペースで伸びていたことが分かる。
人類の歴史はスポーツとともにあったが、スポーツ「産業」は比較的新しい。
現代、人気のスポーツはほとんどが「球技」である。しかし、サッカーや野球、バスケットボールのルールが定まったのはそう昔ではない。
プレイヤー人口が数億人規模でいるメジャースポーツのうち、最も歴史が古いのは「クリケット」である。
これらのスポーツがどのように生まれ、世界的スポーツに成長していったかについて昨日の記事でご紹介した。関心ある方はぜひチェックしていただきたい。
飲食や小売店は、昔から雇用を下支えする重要な産業だ。しかし、2020年は新型コロナの拡大でその「基盤」が揺らいでいる。
今年11月、米国小売業の接客の求人は前年同月から約3分の2に減った。百貨店などでも雇用削減の流れは大きく、破綻したJCペニーも年末の臨時雇用者を昨年の3.7万人から、1,700人へと激減させている。
当然、求職者側のニーズは拡大する。Glassdoorでの応募件数は11月、前年比34%も増えたという。Indeedなどほかの媒体でも、同様の傾向がみられるという。
求人需要が高まっているのは、接客ではなく倉庫や配送といった仕事だ。Amazonは今年、採用を劇的に増やし、フェデックスなどの物流大手も雇用を拡大している。
小売店で仕事を得たと思ったら、店の倉庫で働く仕事だったというケースも増えているようだ。
Uber Eatsの配送員などの仕事も、立派な配送サービスの一つだ。ギグワークは「雇用関係」とは異なるが、今後も拡大する可能性が高い。2020年以降、雇用をした支えするのはこうした働き方なのかもしれない。
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