おはようございます。 飛鳥資料館によると、お盆というのは仏教行事の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」からきているそう。日本では推古天皇が初めて実施したとか。
由来は目連(釈迦十大弟子の一人)が餓鬼道に落ちた母を救うため僧に飲食を供養した説話にあり、5世紀頃に中国で書かれたとみられる「盂蘭盆経」に書かれているとのこと。さらに遡ると、古代インドにも関係する行事があったという話も。
開示資料より作成
アリババグループが8月10日、2023年4〜6月期決算を発表。
売上高は2,341億元(≒323億ドル)で前年比14%増。営業利益は425億元(≒59億ドル)と、同じく70%の拡大だった。アントグループに関わる株式報酬費用がマイナスになった影響を除けば、増益幅は43%となる。
アリババは事業会社をそれぞれ上場させることを目指した組織の改変を進める。ダニエル・チャンCEOはそれにより、「革新が促され」「長期での成長にフォーカスできる」と強調した。
4〜6月決算より、同社はスピンオフ予定の事業部門に沿った形にセグメントを整理した。今回の記事では各事業の概況について、新たに発表された決算をコンパクトにまとめる。
飲食店向けSaaSを展開する米国企業、Toastが8月8日、2023年4〜6月期決算を発表。
6月末時点におけるARR(年次リカーリングレベニュー)は11億ドルで、前年比45%増。GPV(Gross Payment Volume)は同じく38%増の321億ドルへと拡大した。
クリス・コンパラートCEOは、トップラインの拡大に加え、収益性の改善をアピールした。調整後EBITDAとフリーキャッシュフローが上場以来初めて黒字となり、今後は”手金”での持続的な成長が可能とする。
株式市場の反応も上々だ。決算発表翌日の株価は約15%高となり、時価総額は123億ドルに拡大。ただし、それでも上場直後だった2021年の水準と比べると、その半分にも達していない。
米国企業のスーパーマイクロコンピュータが8月8日、2023年4〜6月期決算を発表した。同社においては第4四半期であり、通期決算でもある。
聞きなれない会社だが、歴史は長い。サーバー部品の製造から完成品へと手を広げ、直近では「AI用サーバー」の需要が追い風だ。この2年で売上、利益がともに急増した。
株式市場での評価も高騰している。株価は高値を更新し続け、年初来314%の上昇。ただし株価収益率は30倍程度と、「謎の半導体メーカー」などと比べれば必ずしも非常識な水準ではない。
パッとしない万年割安企業が一転して株式市場の人気者になった例とも言えるが、その勢いは今後も続くのだろうか。今回の記事では、新たに発表された決算について、これまでの戦略を鑑みながら考える。
ソフトウェア企業のPalantirが8月7日、2023年4〜6月期決算を発表。
売上高は前年比13%増の5.3億ドルと続伸、会社予想の上限近くで着地した。調整後営業利益は1.35億ドルとなり、会社予想の上限(1.22億ドル)を上回った。
株式市場におけるPalantir人気は、いまだ冷めやらない。株価は5月から本格的な上昇をはじめ、執筆時点で年初来181%を超える高騰。時価総額は380億ドルを超えた。
足元の進捗を踏まえ、通期売上予想は「22.12億ドル以上」に引き上げた。実績に対し株価がオーバーシュートしているようにも思えるが、それだけ市場からの期待が大きいということだ。今回は、今後の鍵を握るとみられるAI製品「AIP」を中心に紹介する。
Amazonが8月3日、2023年4〜6月期決算を発表。
売上高は前年比11%増の1,344億ドルと加速し、3四半期ぶりに前年比での成長率が二桁%台に乗った。営業利益は77億ドルで、同じく2.3倍に増えた。
売上、利益がともに会社予想を上回る中、発表翌日の株価は8.3%高と市場からの反響も上々だ。7〜9月の売上予想も1,380〜1,430億ドル(前年比8.6〜12.5%増)と、さらなる成長を見通した。
アンディ・ジャシーCEOによれば、好調な業績は三つの経営努力の結果だ。
一つは、Eコマース事業における物流ネットワークのコスト効率改善。Amazonはコロナ禍で物流拠点の急拡大を優先したが、それが短期的なコスト効率の悪化につながっていた。
二つ目は、随所で顧客体験を改善し、革新していくこと。そして最後に、中長期を見越して新しい顧客体験を作り出していくことだ。
メールが転送されましたか?こちらで登録しましょう。
有料版のニュースレターはこちら
もっと詳しく知りたい方へ: プレミアムプラン