飲食店向けSaaS「Toast」が好調!インバウンド集客とアップセル中心にARR11億ドル
開示資料より作成
飲食店向けSaaSを展開する米国企業、Toastが8月8日、2023年4〜6月期決算を発表。
6月末時点におけるARR(年次リカーリングレベニュー)は11億ドルで、前年比45%増。GPV(Gross Payment Volume)は同じく38%増の321億ドルへと拡大した。
クリス・コンパラートCEOは、トップラインの拡大に加え、収益性の改善をアピールした。調整後EBITDAとフリーキャッシュフローが上場以来初めて黒字となり、今後は”手金”での持続的な成長が可能とする。
株式市場の反応も上々だ。決算発表翌日の株価は約15%高となり、時価総額は123億ドルに拡大。ただし、それでも上場直後だった2021年の水準と比べると、その半分にも達していない。