おはようございます。 5月12日は「看護の日」。
日本では1990年の制定ですが、国際看護師協会(ジュネーブ)は1965年に「国際看護師の日」を制定。近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日が由来です。
Shutterstock(UPSIDERのカードではありません)
「上場のための法人カード」をキャッチコピーとして展開する株式会社UPSIDER(東京都港区)が11日、総額150億円の資金調達(シリーズCラウンド)を発表した。
日本の独立系VCであるWiLと、FacebookやSpotify、Alibaba、Slackへの投資実績を誇るDST Globalが共同リード投資。DSP Globalにとって、日本でのリード投資は初。
150億円のうち約54億円が第三者割当増資による。5月末前後のファイナルクローズに合わせ、大手金融機関から約100億円の追加融資枠を確保する見通し。
2021年10月のシリーズB調達時、UPSIDERは年間成長率が「1500%」にのぼるとアピール。それから半年で4倍以上の売上成長を実現、上場企業の顧客が「急増」(同社)しているという。
米国では『Brex』『Ramp』など類似するスタートアップが急成長、ユニコーン企業として高い評価を得てきた。その日本版として、投資家の期待は大きい。
クレディセゾンと共同で、企業間決済をカード払いにできる「支払い.com」の提供も2月より開始。あらゆる銀行振り込みの支払い期日をクレジットカードの引落日まで延長し、利用企業の資金繰り改善に寄与する。
Strainer
フィットネス領域のIT企業として注目を集めた米Pelotonが、大きな経営方針の転換を進めている。
提供してきたのは、フィットネスクラスをオンライン受講できる「コネクテッドフィットネス」製品。コロナ禍の巣ごもり需要で、大きな恩恵を受けた。
特需がひと段落すると、追い風はそのまま逆風に変わった。サプライチェーンがひっ迫する中で生産が追いつかず、生産能力を拡大すると今度は需要が激減した。
一時は500億ドルを超えた時価総額は42億ドルに急落、資本市場での躍進は今や見る影もない。創業者ジョン・フォーリーはCEOの座を追われた。新CEOとして連れてこられたのが、かつてNetflixやSpotifyでCFOを務めたバリー・マッカーシーだ。
こちらの記事では、マッカーシーのもとPelotonがどのような戦略を掲げているのか、足元の事業数値を参照しながらご紹介した。ぜひチェックしていただきたい。
Azit
配送プラットフォームを手がけるAzit(アジット、東京都目黒区)が11日、3億5000万円を調達したと発表した。
物流領域に特化したベンチャーキャピタルのロジスティクス・イノベーション・ファンド、ココナラスキルパートナーズ、90sの3社が第三者割当増資を引き受けた。調達した資金はサービス開発や組織体制の強化に活用する。
2013年創業のアジットは、バイクや自転車を活用した短時間配送を得意とし、フードデリバリーや企業内宅配などに強みを持つ。
同社の配送プラットフォーム「CREW Express(クルーエクスプレス)」ではリアルタイムでの位置情報を基にAIが効率的な配送ルートを算出。スマホアプリを通じて注文エリアから最短距離にいる個人の配達パートナーに配送業務を割り振ることで、最適なラストワンマイル配送を実現する。
グローバルウェイ
外資系企業にハイクラス人材を紹介する「グローバルウェイ」を個人資金で創業し、2016年に東証マザーズ(現グロース)へ上場させた各務正人(かかむ・まさと、1973年生まれ)。個人株式投資家としても長年活躍しています。
企業経営者として、投資家として、一貫する考え方は「働く人たちが自分の人生をいきいきと生きられる世の中づくりに貢献すること」。企業口コミサイト「キャリコネ」の運営も、ツイッターでの投資研究情報の発信も、自由に生きたい個人に選択肢を提供したい、という思いからに他なりません。
そこで今回は「キャリアと投資」について各務に相談できる会を開催します。各務に聞きたいテーマや熱い想いをお寄せいただいた方の中から3名の方を選定し、それぞれ60分の無料オンラインミーティングをさせていただきます。
応募者多数の場合、外資系コンサルティング会社や外資IT、日系事業企画などの勤務経験がある方を優先させていただきます。豊富なヘッドハンティング経験を持つ各務への、具体的なキャリア相談でも構いません。以下のリンクより奮ってご応募ください。
応募フォーム
メールが転送されましたか?こちらで登録しましょう。
有料版のニュースレターはこちら
もっと詳しく知りたい方へ: プレミアムプラン