Ralph Laurenが2026年5月21日に発表した2026年3月期決算には、アパレル業界の常識を覆す数字が並びました。米国で関税負担がピーク水準に達し、世界の消費も鈍化するなか、通期売上は初めて80億ドルを突破。全地域・全チャネルで増収を達成し、粗利率はむしろ拡大しています。 パトリス・ルベCEOは「我々は攻めの姿勢を続ける」と述べ、ブランド再投資を緩める考えはないと強調しました。冬季オリンピックや海外ファッションショーへの集中投資を続けながら、新規顧客の獲得も加速させています。広告費を増やし続けながら利益率も改善するという、業界では珍しい両立構造が成立しています。 成長を支えているのは複数のパラドックスの重なりです。欧州勢が苦戦する中国市場での逆行的な伸び、値引き前提のアウトレットで進む単価上昇、価格感応度が高いはずの若年層の継続的な取り込み——いずれも業界一般の動きとは逆方向に進んでいます。経営陣はファッショントレンドを追わない一貫方針の成果だと説明します。
ラルフローレンは1966年にRalph Lauren氏が立ち上げた世界的にも有名なアパレルブランドです。日本でもよくポロブランドのポロシャツが人気のようでうす。 ラルフローレンの事業にはアパレル、アクセサリー、ホーム、香水、そしてレストラン事業があります。レストラン事業のコンセプトは友人や家族と集って食事を楽しむ事にあります。ニューヨークの「The Polo Bar」、シカゴの「RL Restaurant」、パリの「Ralph's」、ロンドのカフェ「Ralph's 」などおしゃれなレストランを構えています。ラルフローレンは衣料だけではなくプレミアムなライフプロダクトを提供するリーダーとしての自負があり、このように人目を引くレストランなども運営しているようです。その他にも世界的に知られる様々なブランド・プロダクトポートフォリアを有している事が同社の強みとなっています。