米国の不動産テクノロジー企業であるOpendoorが、株価の乱高下を繰り返しています。2025年に入ってからも一週間で3倍超に高騰したかと思えば、7月22日の引け後に10%以上下落。投資家心理を大きく揺さぶり続けています。 高いボラティリティの背景には、不確実性の高い事業の状況があります。2025年1〜3月期は売上高12億ドルと前年並みを確保しつつ、固定費を3割削減してEBITDA赤字を削減。その一方、抱える住居在庫が7,000戸規模へと膨張しました。 Opendoorといえば、自ら住宅を仕入れて販売する「iBuyer」の草分け的存在として一時は期待を集めました。しかしうまくはいかず、現在は急ブレーキを踏みながら損益分岐点を探るハードランディングの途上にあると言えます。
今回ご紹介するのは、今月「SPAC」で上場したばかりの米ベンチャー、オープンドア(OpenDoor Labs)である。 オープンドアは、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの代表的な投資先の一つで、住宅を売買するためのプラットフォーム事業を手がける。