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OpenDoor:今月SPACで上場、米国の住宅売買マーケットプレイス

OpenDoor:今月SPACで上場、米国の住宅売買マーケットプレイス

IPO
  • 10年以上温めた事業アイデア
  • 地域特性をみて「フェニックス」から事業開始
  • 株式と負債で何億ドルもの資金を集める
  • 上場企業「Zillow」も住宅買い取りに参入
  • テック業界では有名な投資家と統合
  • 2023年に売上98億ドルを計画

今回ご紹介するのは、今月「SPAC」で上場したばかりの米ベンチャー、オープンドア(OpenDoor Labs)である。

オープンドアは、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの代表的な投資先の一つで、住宅を売買するためのプラットフォーム事業を手がける。

2020年はSPAC(特別目的買収会社)が大盛り上がりになっているが、いわゆる王道的な注目ベンチャーで上場した例は多くない。

Airbnbはビル・アックマンの提案を断って普通に上場した。市場からの評価が高い注目ベンチャーにとって、何か特別な理由がない限り、わざわざSPACで上場する必要はない。

オープンドアは、間違いなく注目ベンチャーの一つ。アメリカの不動産市場がデカイのは言うまでもなく、日本もそうであるように依然としてオフラインが強い。

アップサイドの大きな伝統的産業で、トップを走っている企業の一つがオープンドアである。果たしてどういう会社なのか、開示された資料などを元に整理していこう。

10年以上温めた事業アイデア

創業者の一人であるキース・ラボイス(Keith Rabois)はシリコンバレーの有力者だ。

過去にはSquareやPayPalの幹部、コースラ・ベンチャーズのマネージング・ディレクターを務めた。現在もファウンダーズ・ファンドのゼネラルパートナーに名を連ねる。

ラボイスは2003年の時点で、すでに大きなアイデアを持っていた。それは、住宅を売りたい人に買取価格を「即座に」オファーするウェブサイトである。売り手が承諾すると、ごく短期間で売買が成立、自宅を現金化することができる。

多くの人にとって、住宅は最も高価な買い物である。一方で、現金化するのは非常に大変だ。焦れば、安値で売らざるを得ない。テクノロジーの力で価格を合理化すれば、誰にとってもフェアでスムーズな取引が実現できる。

データに基づいた価格なら、プラットフォーム自身が買収してしまえばいい。あとはタイミングをみて、収益の出せる価格で売却すればいいだけである。

残念ながら、当時はドットコム・バブルが崩壊したばかり。野心的なアイデアに投資できる投資家は多くなく、ラボイスはアイデアを眠らせることとなった。

地域特性をみて「フェニックス」から事業開始

オープンドアの創業は2014年と、かなり最近である。一緒に立ち上げたのは、連続起業家のエリック・ウー(Eric Wu)。

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