McCormick & Company, Incorporated【MKC】

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牛肉が高いとスパイスも売れない。McCormick決算が映す米国家計のやりくり

牛肉が高いとスパイスも売れない。McCormick決算が映す米国家計のやりくり

家で料理をする人が増えれば、スパイスは売れるはずです。節約志向が強まる米国で、調味料大手McCormickの足元はそう単純には進んでいません。2026年6〜8月期は買収効果で売上が17%伸びた一方、米州の家庭用では販売数量の減少が続きました。 経営陣が挙げた要因は、商品そのものの外側にありました。精肉売り場の値札、ファストフード店の客足、スーパーの売り場。調味料とは縁遠く見える出来事が、同社の出荷を動かしています。値上げも値下げも選びにくいなかで、経営陣は別の手を打ち始めました。 スパイスの売上は牛肉の値段で動く

マコーミック、ユニリーバ食品と448億ドルで統合——「カロリーでなく味で勝つ」巨大再編の論理

マコーミック、ユニリーバ食品と448億ドルで統合——「カロリーでなく味で勝つ」巨大再編の論理

食品業界の大型M&Aが相次ぎ苦戦する中、スパイス最大手のマコーミックがユニリーバのグローバル食品事業(インドを除く)と統合すると発表しました。取引規模は企業価値ベースで448億ドル、統合後の年間売上は約200億ドルです。Kraft Heinzの低迷、Kelloggの分社化、ユニリーバ自身のアイスクリーム事業分離と、「巨大食品企業」の解体が続く最中の逆張りとなります。 ブレンダン・フォーリーCEO(マコーミック会長兼社長)は「我々はカロリーを奪い合うのではなく、カロリーに味をつける側だ」と述べ、食品M&Aの典型的な失敗パターンとは異なるとの立場を強調しました。ユニリーバのフェルナンド・フェルナンデスCEOも「戦略的にも文化的にもフィットする組み合わせだ」と応じています。 過去1年間のMKCの株価および出来高=Finboard 統合後の企業はKnorr(クノール、年間売上約55億ユーロ)、Hellmann's(ヘルマンズ、同約25億ユーロ)、French's、Cholula、Frank's RedHotなどを擁します。プロフォーマの営業利益率は21%で、フードサービス部門だけで約60億ドルの売上規模です。マコーミックは同日発表の2026年度第1四半期決算で、売上が前年比16.7%増の18.7億ドル、調整後EPSは0.66ドル(前年同期0.60ドル)と堅調でした。