今回の記事では、直近3ヶ月で株価が大きく上昇したIT関連企業の中から、5社をピックアップしてご紹介します。5社の事業展開を個別に見ていくと、そのアプローチは実に多様ですが、いずれも現代社会が抱える課題やニーズを捉え、事業を成長させている様子がうかがえます。「今、世の中で何が起きているのか」を映し出す5社の取り組みに、ぜひご注目ください。 人手不足を背景にBtoB決済が急伸「ネットプロテクションズHD」 まず一社目は、後払い決済(BNPL)のパイオニアであるネットプロテクションズHD(7383)です。2000年の創業以来、Eコマース市場の拡大と共に事業を成長させ、購入者が商品を確認後に代金を支払う「NP後払い」を国内で初めて事業化しました。
現代の経済社会において、キャッシュレス決済は急速な普及を遂げ、私たちの生活やビジネスに不可欠なインフラとなりつつあります。EC市場の持続的な拡大に加え、実店舗における決済手段の多様化、さらにはBtoB取引におけるデジタル化の進展が、この潮流を力強く後押ししています。 このような市場環境下で、決済代行サービス業界では、単に決済処理機能を提供するだけでなく、より付加価値の高いソリューションへの展開が鮮明です。 例えば、BNPLの普及や、サブスクリプションビジネスに適した継続課金システムの提供、請求業務全体の自動化・効率化を支援するクラウドサービスの開発などが活発化しています。また、MaaSや特定業種に特化したDX支援、AIやIoTといった先端技術の活用も進んでおり、決済データを起点とした新たなビジネスモデルの創出が期待されています。 本記事では、このような進化を続ける決済代行サービス市場において、独自の戦略で成長を目指す銘柄を紹介します。
国内の老舗BNPL(Buy Now, Pay Later)決済サービス企業、ネットプロテクションズホールディングスが、近く東証一部への新規上場を果たす。 決済領域は国内外、あらゆるところで異様なまでの盛り上がりを見せた。数年前、ヤフー(現Zホールディングス)の「PayPay」が驚異的な金額でのマーケティングを繰り広げたのは記憶に新しい。