今回は、直近3ヶ月で株価の上がった半導体関連企業5社を紹介します。各社の動向を俯瞰すると、生成AIの普及を追い風とした需要の急拡大や、それに対応するための次世代技術への投資が、市場評価を高める要因となっている様子がうかがえます。一方で、その事業領域は最先端の露光プロセスを支える検査技術から、商社機能によるサプライチェーンの維持、さらには性能向上を左右する後工程の実装まで幅広く分散しています。それでは、各社の具体的な事業内容と直近の動向を見ていきましょう。 “ACTIS”新型機投入「レーザーテック」 まず一社目は、半導体検査装置の開発・製造を手がけるレーザーテック(6920)です。1960年の創業以来、光応用技術をコアに独自の検査・計測ソリューションを提供。「世の中にないものをつくり、世の中のためになるものをつくる」を理念に、グローバルニッチトップ企業として成長してきました。
本記事では、高い利益率を誇る電機業界の企業5社を、その事業内容や収益の背景とともに紹介します。 今回取り上げる5社を見ていくと、奇しくも最先端の半導体分野やFA(ファクトリーオートメーション)といった領域で、特定の技術やビジネスモデルを武器に高い付加価値を生み出している様子が見えてきます。一方で、その事業アプローチは各社各様です。各社がどのようにして高い収益性を実現しているのか、その概要を見ていきましょう。 FA市場を牽引する「キーエンス」 まず1社目は、FA用センサを手掛けるキーエンス(6861)です。1974年に設立された同社は、「最小の資本と人員で、最大の付加価値をあげる。」という経営理念のもと、FAのリーディングカンパニーとして事業を展開してきました。
私たちのデジタル社会に不可欠な半導体。その高度な製造プロセスは、各工程に特化した高性能な「半導体製造装置」によって支えられています。 露光や成膜、洗浄といった前工程から、切断・研削・研磨、そして最終的な品質を保証する検査といった後工程に至るまで、半導体製造のあらゆる段階で重要な役割を担う企業が存在します。 本記事では、世界市場で高い技術力と競争力を有する日本の主要な半導体製造装置メーカー群に焦点を当て、その多様な事業展開と技術に迫ります。 半導体製造プロセスの核心を担う技術リーダー「東京エレクトロン」
今回取り上げるのは、半導体検査市場で随一の地位を獲得したレーザーテックだ。 レーザーテックは1960年に創業。当初は医療機関向けのX線テレビカメラ装置の開発を受託していたが、やがて自社ブランドを展開。半導体検査装置の開発にも乗り出し、独自のポジションを築いていった。 Finboard 近年の成長が目覚ましいのは、すでに多くのビジネスパーソンが知るところだ。2022年に株価が半減したことが意外なくらい、業績は躍進。この二年間で売上・利益ともに2倍以上に増えた。