本記事では、高い営業利益率を記録している不動産関連の企業5社を紹介します。 今回取り上げる企業群から共通して見えてくるのは、特定のエリアや資産クラスに経営資源を集中させ、独自の競争優位性を確立している点です。しかし、その具体的な手法は一様ではありません。テクノロジーを活用した投資プラットフォームの構築、歴史的背景を持つ地域の再生、あるいは高度な設備を要する施設の賃貸まで、各社が異なるアプローチで高い収益性を実現しています。各社の事業構造と直近の業績動向について、見ていきましょう。 不動産×ITの投資プラットフォーム「ロードスターキャピタル」 まず1社目はロードスターキャピタルです。同社は、不動産投資とテクノロジーを組み合わせた事業を展開する不動産テック企業です。2012年に設立され、2017年にマザーズ市場へ上場、2022年にプライム市場へ移行しました。
ヒューリックといえば、年々その存在感を高めている不動産デベロッパーだ。 同社は1957年に「日本橋興業」として設立。起点は富士銀行(現・みずほ銀行)が所有する不動産(=店舗や社宅・寮など)の管理業務で、バブル崩壊後に資産を買い取ったため、かつては借入過多に悩んでいた。 そんな背景のもと、2006年に社長へ就任したのが現会長の西浦三郎氏だ。1971年に富士銀行へ入行し、2004年にはみずほ銀行の取締役副頭取になった経歴の持ち主。そんな西浦氏が目指したのが、ヒューリックを「不動産デベロッパー」に脱皮させることだ。