本記事では、人材サービスおよび教育研修領域において、高い営業利益率を記録する企業5社を紹介します。 今回取り上げる各社は、特定のターゲット層に絞ったニッチ戦略や、デジタル技術を駆使した業務プロセスの効率化、あるいはメディア機能を内包したプラットフォームの構築などにより、独自の競争優位性を確立しています。業界全体として専門性や効率性が求められる中で、対面コンサルティングを重視する手法や、Web媒体を核とする手法など、収益を生み出すアプローチは企業ごとに多様な広がりを見せています。各社の事業構造と今後の展望について個別に解説していきます。 教育のコンテンツ化「インソース」 まず一社目は、社会人向け教育研修サービスを展開するインソース(6200)です。元システムエンジニアの舟橋孝之氏が2002年に設立し、翌年に事業を開始しました。創業当初から徹底した「業務のシステム化」を推進し、2017年には東証一部(現プライム)への上場を果たしています。民間企業から官公庁、自治体まで幅広い顧客基盤を持ち、累計取引先数は49,561組織に達したと言います。
人材業界の老舗「学情」の業績が大きく改善している。 2023年10月期上半期の売上高は32.2億円(前年比49%増)、営業利益が4.5億円(前年同期は赤字)。通期売上予想は84.5億円(同25%増)と、コロナ前を上回って過去最高を更新する見込みだ。 一般的にはあまり知名度が高くないようにも感じられる学情だが、創業は1976年。1981年より新卒採用領域に進出し、ユニークな地位を築いてきた。
今回は、国内最大規模の合同企業セミナー『就職博』などを手がける「学情」(証券コード: 2301)について見ていきます。