J.B. Hunt Transport Services, Inc.【JBHT】

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運び手が消えた米国で、J.B. Huntの利益が45%増えた

運び手が消えた米国で、J.B. Huntの利益が45%増えた

米国の物流に、潮目の変化が訪れています。全米最大級のトラック輸送会社J.B. Huntが発表した2026年4〜6月期決算は、売上高が前年比19%増、営業利益が同32%増の大幅な増収増益となりました。約4年におよんだ運賃の低迷期は、終わりに近づいているのかもしれません。 シェリー・シンプソンCEOは決算説明会で「貨物市場が変わったことは、ますます明白になっています」と述べました。ただ、変化を動かしているのは需要の回復ではないといいます。運賃が上がる理由そのものが、過去のサイクルとは異なるようです。 事業面で目を引くのは、鉄道を使った輸送の急伸です。トラックが圧倒的な主役だった米国の物流で、荷物の運ばれ方に地殻変動が起きつつあります。同社はこの流れの中心にいて、荷主からの引き合いは記録的な水準に達しました。

インディアナ州が消した1,800人の運転手 ― J.B. Hunt決算が映す米国物流の"政策ショック"

インディアナ州が消した1,800人の運転手 ― J.B. Hunt決算が映す米国物流の"政策ショック"

4月15日に開かれた米国陸運大手の決算会見。終盤、JPMorganのアナリストからの質問に答える形で、思わぬ事実が明かされました。「インディアナ州が外国人トラック運転手1,800人の資格を一斉に剥奪した」──。米国を代表する物流企業、J.B. HuntのCOOニック・ホッブス氏の発言です。 カリフォルニア州でも同様の措置。英語能力試験の厳格化、運転免許学校の閉鎖、新規運送会社設立への規制強化──。現政権下で進む"見えない政策の手"が、米国の物流業界を静かに、しかし確実に再編し始めています。「需要と供給」の教科書では説明しきれない種類の市場変化が起きているのです。 その影響は、すでに数字に表れています。J.B. Huntの2026年第1四半期決算は、総売上が前年同期比5%増にとどまる一方で、営業利益は16%増、1株利益は27%増。経営陣自身が「価格はコアインフレすらカバーできていない」と認めながらも、利益率は0.7ポイント改善しています。