ゼネラルモーターズ・カンパニー【GM】

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「言い訳はしない」——GM、EVを縮めて最高益を叩き出すまで

「言い訳はしない」——GM、EVを縮めて最高益を叩き出すまで

自動車大手のゼネラルモーターズ(GM)が2026年4〜6月期決算を発表しました。上半期の1株当たり利益は過去最高を大きく更新しています。ただ、この決算の見どころは数字の高さそのものではありません。かつて「全車EV化」を掲げ、電動化の旗手と目された会社が、その旗を自ら畳んだ先で最高益に至った——脱炭素時代の経営の定説を、静かに揺さぶる結果です。 メアリー・バーラCEOは「言い訳はしてこなかった。ただ結果を出し続けてきた」と語りました。関税、EV政策の転換、資材高と、外部環境を嘆く材料には事欠かない1年です。それでも北米事業の利益率は前年から改善しました。逆風を利益で吸収する構造がどこに組み込まれているのか。この決算を読み解く鍵はそこにあります。 目を引くのは、経営陣の説明の重心が「新しい車」にないことです。多くの時間が割かれたのは、昔ながらの大型車の売り方と、売った後の顧客との関係でした。車をどう作るかではなく、どう売り、どう使い続けてもらうか。競争の土俵そのものが動きはじめています。 撤退にいくら払い、なぜ屋台骨は揺らがず、この先は何で稼ぐのか。巨額の費用を計上してなお、経営陣は来年以降の一段の成長を予告しました。その自信の源は、車を「売る瞬間」ではなく、その前と後ろに隠れているようです。

近代的経営手法の立役者!GM中興の祖「アルフレッド・スローンJr」の半生

近代的経営手法の立役者!GM中興の祖「アルフレッド・スローンJr」の半生

(前回の続き) 米国最大の自動車メーカー、ゼネラルモーターズ(GM)。 2009年には事実上の経営破綻に陥り、米国政府によって一時国有化された。前回取り上げたように、創業して間もない時から何度も経営危機に陥ってきたのがGMという会社だ。 意外なことに(?)、そんなGMこそが現代的な経営手法を確立した企業でもある。大量生産もままならず、自動車の需要も安定しない頃から数多くの買収を行い、組織を巨大化させてきた。

グローバル
フォードより面白い?ゼネラルモーターズを生んだウィリアム・デュラントの生涯

フォードより面白い?ゼネラルモーターズを生んだウィリアム・デュラントの生涯

自動車産業におけるイノベーションといえば、何を思い浮かべるだろう。 1908年に発売された「T型フォード」を連想する人は少なくないはずだ。世界初の大量生産車として、文字通り人々の生活を変えた。大成功を収めたヘンリー・フォード自身も、20世紀を代表する企業家として知られる。 あるいは「トヨタ生産方式」を挙げるかもしれない。フォードが常識にした「少車種・大量生産」を疑い、必要なものを必要なだけ作るジャストインタイム方式を確立。世界中の製造業に革新をもたらした。 自動車は製造業なので、製造プロセスに脚光が当たるのは当然だ。しかし、「経営スタイル」にも大きな革新があったと言って、思い当たるものはあるだろうか?

グローバル
世界の主要な自動車メーカー販売台数の推移とテスラの展望

世界の主要な自動車メーカー販売台数の推移とテスラの展望

日本経済にとって自動車産業はとても重要な産業です。国内の時価総額トップはトヨタ自動車ですし、売上高1兆円を超える企業が8社あるというのも他の産業にはなかなかありません。 しかし世界のトレンドを見ると、電気自動車だったり自動運転車などに向かう流れが予見されます。果たして、その中で日本の自動車産業は強いポジションをキープできるのでしょうか。

ゼネラルモーターズの業績(2015年度)

ゼネラルモーターズの業績(2015年度)

ゼネラルモーターズ(GM)はアメリカの自動車メーカーである。 全体の業績