Copart, Inc.【CPRT】

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「事故車」で時価総額278億ドル。米コパートが築いた静かな帝国

「事故車」で時価総額278億ドル。米コパートが築いた静かな帝国

米国に、事故車のオークションを軸に時価総額約280億ドルに達した企業があります。1982年創業のコパート(Copart, Inc.)です。同社はNASDAQ上場のオンライン車両オークション大手企業。185カ国以上・約100万人の会員に向けて年間400万件超の取引を仲介しています。 商品の主な供給元は、自動車保険会社です。保険会社は事故車の損害を査定し、「修理するより売却した方が経済合理的」と判断すると「全損(トータルロス)」を宣告します。その車両を預かり、解体業者や修理業者、輸出業者などに競売で売りさばくのがコパートの仕事です。 事業の収益性は際立っています。2025年7月期の売上高は約46億ドル、営業利益は約17億ドル。有利子負債はゼロで、手元には51億ドルの現金等を積み上げています。「地味な産業ほど競争が少なく儲かる」という経営の定石を、これほど鮮やかに体現した企業は多くありません。

Copart、需要弱含むなか単価過去最高——「修理か全損か」を動かす裏方の存在感

Copart、需要弱含むなか単価過去最高——「修理か全損か」を動かす裏方の存在感

事故車・廃車を扱うオンラインオークション大手のCopartが2026年2〜4月期決算を発表しました。米国では保険料高騰で消費者の補償縮小が広がり、保険会社経由で同社に持ち込まれる事故車は前年比4.2%減と需要が弱含むなか、1台あたり平均落札価格(ASP)は同4.1%上昇し、季節調整後で過去最高を記録しました。 ジェフ・リャウCEOは「消費者の保険補償縮小は循環的な現象であり、長期的には反転する性質のものだ」と述べ、需要の弱さを構造変化ではなく一時的な動きと位置づけました。同氏は事業の長期的な成長構造は「非常に確かなものとして残っている」と強調しました。 国際セグメントは台数が前年比5.9%増、売上が同14.1%増と、米国を上回るペースで成長しました。英国、ドイツ、カナダが牽引役となっています。同社は無借金経営と55億ドルの手元流動性を背景に、今期も自社株買いを継続しています。

事故車両の市場でシェア率40%!事故車両専門のオークションサイトを運営する「Copart」

事故車両の市場でシェア率40%!事故車両専門のオークションサイトを運営する「Copart」

今回は、事故車両(交通事故や自然災害などにより壊れた車)のオンラインオークションプラットフォームを運営する「Copart」(ティッカーシンボル:CPRT)についてまとめていきます。 18/7期の売上は18億ドル。営業利益は5.8億ドル。