アエリア 事業内容・ビジネスモデル

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時価総額 154億6700万 円
銘柄コード 3758(JASDAQ(スタンダード・内国株))

沿革・会社概要

株式会社アエリア(Aeria Inc.)は、東京都港区に本社を置く、ITサービス事業やコンテンツ事業を手掛けている企業。アエリアは、1998年5月に長嶋貴之氏と小林祐介氏が、インターネットなどを利用した各種情報提供サービス業務及びコンピューターネットワークによる商取引などを目的とした「有限会社コミュニケーションオンライン」を創業したことに始まる。

1999年7月には株式会社への組織変更を行うとともに商号を「株式会社コミュニケーションオンライン」とした。インターネット上でのコミュニティ事業をベースに、その技術及び運営ノウハウを活かしたシステムソリューション事業やモバイル事業など、幅広く事業展開してきた。その後、アエリアは、2002年10月に株式会社コミュニケーションオンラインの会社分割により、設立された。2004年12月、大阪証券取引所ヘラクレスに株式を上場する。

上場後は新サービスを続々と開始していく。2010年10月、MMORPG『Grand Fantasia-精霊物語-』の正式サービスを、2013年11月には新感覚リズムRPG『ヴァリアスモンスターズ』の正式サービス開始した。

事業内容

アエリアグループは、ITサービス事業、コンテンツ事業、アセットマネージメント事業を主な事業の内容としている。

ITサービス事業

ITサービス事業については、オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム事業、マネージドホスティング等のデータサービス事業の他システムの開発・管理、Webサイトの運営等を行っている。

コンテンツ事業

コンテンツ事業では、スマートフォン・タブレット向けゲームの開発・配信及び運営並びにキャラクターグッズ販売等を展開している。これらのスマートフォン・タブレット向けゲームは複数人でコミュニケーションをしながら楽しむことのできるゲームだ。ゲーム自体は無料で提供し、ゲーム内のアイテムなどをユーザーに購入してもらうことで収入を得るフリーミアムというビジネスモデルだ。

アセットマネージメント事業

アセットマネージメント事業では、不動産事業、賃貸管理業務、宿泊施設の企画・運営・管理及び経営並びにこれらに関するコンサルタント業、国内外の企業等への投資等を行っている。

会社の経営の方針

アエリアは設立以来「コミュニケーション」をキーワードに「ネットワーク社会における「空気」(Air) のように必要不可欠でありながら、意識せずに誰でも利用できる環境を生み出す」ことを目標に事業展開を行っている。アエリアの役割は直接的、間接的に関わらず利用者に価値のあるサービスを提供し、より多くの人々に喜んでもらえるサービスを創造していくことだと考えている。今後も引き続き、成長の速い市場に事業展開を集中し「最適化、効率化の追求」「新しい価値の創造」「個の尊重」を念頭に置いていく。そして、より収益性の高い事業構築を行い、広く人々に利用してもらえるサービスを目指しながら発展していければと考えている。

中長期的な会社の経営戦略

各事業の連携とシナジー創出によりリスクの分散を図りながら強固な収益基盤を確立し、国内及び海外市場における事業規模の拡大を目指していく。 ITサービス事業においては、既存顧客との取引関係を強化するとともに、新たな顧客開拓により安定収益を獲得していく。コンテンツ事業においては、女性をターゲットにしたマーケットにおいて影響力を強化するとともに、海外市場やオンラインカジノ等の新規マーケットへ進出してさらなる事業拡大を目指していく。アセットマネージメント事業においては、アエリアグループが持っているITノウハウやネットワークを相互活用し、収益拡大を図っていく。

会社の対処すべき課題

アエリアグループでは良質なサービスを提供し、継続的な成長、事業規模拡大をしていくために、「コンテンツ・サービスの創出及びマーケットの創出」や「グループシナジーの強化及び経営管理体制の確立」などを課題として捉えている。

コンテンツ・サービスの創出及びマーケットの創出

アエリアグループ各社が持つ、コンテンツ制作、マーケティング、プロダクト開発における強みを活かしながら、より高度化する技術を積極的に取り入れていく。この取り組みにより、良質かつ満足度の高い新たなコンテンツ・サービス創出を目指していく。また、アセットマネージメント事業においては、不動産情報等の可視化、民泊をはじめとする空き物件の利活用を推進し、不動産市場の活性化を進めていく。加えて、クラウドファンディングを活用した不動産投資プラットフォームの構築等新たなマーケット創出にも取り組んでいく。

グループシナジーの強化及び経営管理体制の確立

アエリアグループはコンテンツ事業、IT事業、並びにアセットマネージメント事業を収益源の3本柱とし、事業規模及び事業領域の拡大を図っている。今後、アエリアグループが経営資源を効率的に活用し継続的な成長と収益力の最大化を図るためには、グループシナジーを最大限に追求していくことが重要な課題だと考えている。また、アエリアが関係会社を統括し一元的な管理を行うことにより、グループ全体を通じた組織横断的かつ高度な経営管理体制を確立することが必要と考えている。

資本提携及び業務提携の推進ならびに新規成長マーケットへの進出

アエリアグループは、継続的・安定的に成長を実現していくために、既存事業の強化・改善に加え、新たな資本提携及び業務提携を通じ、海外展開や新規成長マーケット開拓を進めることで、事業規模・事業領域の拡大を図ることが必要だと考えている。


2019年12月期 有価証券報告書(提出日:2020年3月31日)